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にわか冒険者の破天荒な一年間 ~世界の王にあたしはなる!  作者: 満原こもじ


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第1227話:何故かクララがやる気

 帰宅後に早速パワーカードの再編成を行う。

 以下の通りになった。


 あたし……『あやかし鏡』『スナイプ』『アンリミテッド』『暴虐海王』『スコルピオ』『風林火山』『四不像』

 クララ……『逃げ足サンダル』『三光輪』『スカロップ』『シンプルガード』『スペルサポーター』『ボトムアッパー』『チャリオット』

 アトム……『ドラゴンキラー』『ルアー』『ハードボード』『武神の守護』『シンプルガード』『吸血鬼の牙』『キントーン』

 ダンテ……『誰も寝てはならぬ』『癒し穂』『三光輪』『るんるん』『光の幕』『マジックオーソリティ』『ニンバス』

 予備……『寒桜』×四『誰も寝てはならぬ』×三『サイドワインダー』『三光輪』×二『前向きギャンブラー』『オールレジスト』『ヒット&乱』『刷り込みの白』『ナックル』『スラッシュ』『アンデッドバスター』『風月』『鷹の目』『ファイブスター』『火の杖』『エルフのマント』『ファラオの呪い』『プチエンジェル』『遊歩』×四『クールプレート』×四『ウォームプレート』×三『セントカーム』『ミスターフリーザ』『ウインドエッセンス』『癒し穂』『マスターソード』『ド素人』『デスマッチ』『ハードボード』『マジシャンシール』


 その他にサブローさんに貸しているのが、『サイドワインダー』『ナックル』『ニードル』『スナイプ』『シールド』『ボトムアッパー』『厄除け人形』の七枚だ。

 有意義に活用してくれているので、あげちゃってもいいけどな。


「クララ、『チャリオット』は新しい可能性なんじゃねえか?」

「ホワイトアタッカーね」

「ホワイトアタッカーって残酷精霊的な何かを連想させるな。あたしはクララが某撲殺系ヒーラーみたいになっちゃうんじゃないかと、心配で昼も寝られないよ」

「ええと、ユー様昼は元々寝ませんよね?」

「寝ないけれども」


 しかし何なん、あのスキルは?

 サラッと流しちゃったけど、魔法力を攻撃力に加算した状態で必ずクリティカル攻撃を出すって、使い手によってはメチャクチャな火力を発揮するスキルだぞ?


「『アビゲイルホームラン』って『魔法スキル大全』に載ってる?」

「載っていません」

「アビーはやっぱスキル作れる人みたいだな。とゆーことはケイオスワードを操れるってことだよね?」

「そうでやすね」

「どーして魔法やバトルスキルを作れる人は変なんだろ?」


 うちの子達が苦笑してるわ。

 ペペさんもアビーも得体の知れないところがあるしな。

 天才はどこかおかしいところがないとバランスが取れない説。 


「スキル一個作っただけで終いなんて考えられんから、きっとまだアビーは変なスキル知ってるぞ?」

「『大木斬り』がアビゲイルさん作なんじゃないでしょうか? あの魔法も『魔法スキル大全』に載ってないんですよ」

「あっ、『ウインドエッセンス』のパワーカードに付属してるやつか」


 どっちかというと『アビゲイルホームラン』も『大木斬り』も実用的なスキルだな。

 アビーはペペさんほどアートに比重を置かないのかな? 


「どんなスキルを作ってるのか、暇な時アビーから聞き出したいね」


 ゼンさんはどこで『アビゲイルホームラン』を聞いたんだろ?

 いや、アルアさんが知ってたと考える方が妥当だな。


 それにしてもうちのパーティー、大した装備になったもんだ。

 あたしの防御力が前衛にしては薄いんだが、レベルが高いから問題にならないんだよな。

 

「『ニンバス』は早めに手に入れとくべきだったねえ」


 ダンテは今日まで『マジシャンシール』を装備していた。

 『ニンバス』は[騎]で一枚しか装備できない制約はあるが、『マジシャンシール』の上位互換カードなのだ。

 一番敏捷性の高いダンテがより素早くなったって攻撃順は変わらないんだから、『ニンバス』を装備させておいてもよかった。


「バット、メリットはなかったね」

「まあね」


 最近ダンテが戦闘中に魔法使う機会なんてなかったからな。

 だからステータス補正上からは『ニンバス』にしとけばよかったとは思っても、実際に得になる場面もまたなかったのだ。

 レベルって偉大。


「しばらくはこの編成でいきやすか?」

「うん。ほぼほぼ完成されてるよね。強い魔物を相手にする際に、多少入れ替えることがないとは言えない。でもあるかな? そんなこと」


 どんな魔物でも一ターンで倒せるだろうしな?

 まあ四体以上のファイアードラゴンを相手にする時、あたしが『三光輪』を装備するくらいか。


「私も攻撃してみたいです」

「クララがらしくない野蛮なことを言い出したぞ?」

「ミーもぶっ放したいね」

「ダンテはいるだけで安心」


 ヒーラーのクララはともかく、ダンテは三属性を操る魔法使いに相応しい活躍が、これまでにほとんどない。

 あたしの『雑魚は往ね』がメイン火力であるというパーティーの特殊性と、主に餌食にしている人形系レア魔物には魔法が効かないということもある。

 ダンテは『実りある経験』と『豊穣祈念』以外、ほとんど使ってないもんな。


「あれ? でも何回か『デトネートストライク』撃ってるよね?」

「イエス」


 試し撃ちだけで使う機会ないと思ってた最強魔法だが、意外とそうでもない。

 帝国でも飛空艇に一発、住居跡吹き飛ばすのに一発撃ってるし。

 脅しにも使えていることを考えると、十分過ぎるくらい元取れてる。

 おかしいな? 出番があっちゃいけない魔法なのに。


「帝国のテンケン山岳地帯行こうか」

「「「はい?」」」

「クララとダンテがやる気になってるから、コッカー狩りに行こうよ。一回の自分のターンで一体しか魔物を倒してはいけません。お肉に対して焦がしたりバラバラにしたりする攻撃をしてはいけません。どう?」

「いいでやすね!」

「グッドアイデアね!」

「ガンガンいっちゃいますよっ!」

「……クララにやる気があり過ぎると不安になるよ」


 クララはうちのパーティーの癒しで『冷静』の固有能力持ちなんだから。


「いつ行きやすか?」

「明日帝都から早く帰ってこられたら午後に行きたいな。でもムリか。時間の都合がまるでわからん。明後日だな」

「「「了解!」」」

「イシュトバーンさんにコッカー肉を食べさせてあげたいから、明後日夜にお邪魔しよう」

「「「了解!」」」


 楽しみだなー。


「じゃ、夕御飯食べに行こうか」

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