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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第21章 教団編―追憶―
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第74話 好敵手の死と消えた娘

 好敵手ともが死んだ。

 しかし、我にはその死を悲しんでいる暇はなかった。


ワン「ニノ。いったいどこに……」


 好敵手ともが死んだ翌日。

 目を覚ますと、ニノがいなくなっていた。


『ニノのことをよろしくな』


 好敵手ともの言葉が脳裏に響く。


ワン「言われるまでもない!」


 我は探す。

 しかし、見つからない。


ワン(嫌な予感がする)


 重なっていた。

 母が死んだ『あの日』と……



   *



ベルク「母さん! どこにいるんだよ!」


 俺は母が残した手紙を握りしめながら走っていた。


『私はあなたの重荷になりたくありません。私のことは忘れて自由に生きて――私の愛しいベルク』


 俺は病気になった母をずっと看病し続けた。

 母はそのことを気にしていたらしい。


ベルク「重荷になんて思うかよ!」


 走った。

 ただ走った。


ベルク(病気のせいで、そんな遠くにはいけないはず)


 まだ近くにいるはずだ。

 絶対に見つけ……


母親「キャー!!」


 叫び声が聞こえた。

 あの声は……


ベルク「母さん!」


 俺は全力で走った。

 叫び声のした方へ……

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