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第62話 有頂天な教祖様
リーダー「はい。これが君の修道服だ」
俺は白い修道服を新しく入った団員に渡した。
団員「ありがとうございます、教祖様。この修道服に恥じない活躍をしてみせます!」
団員は修道服を受け取ると嬉しそうに部屋を出て行った。
リーダー「形から入るのって大事なんだな~」
教団を名乗ってから組織への入団希望者がやってくるようになった。
今では総勢二十名を超える大所帯だ。
正直、自分でも信じられず、実感が沸かない。
スリー「あんま調子乗んなよ。教団って名前と、白い修道服がキャッチーで注目を集めただけだかんな」
スリーが釘を刺す。
ワン「その注目に応えたからこその『教祖』であろう」
ゼロ「はい、ワンの言う通りだと思いますよ。現に、新入りのみなさんも教祖様と一緒にお仕事が出来て嬉しがっていました。もちろん、僕たちもです」
ワンとゼロが、俺をもてはやす。
リーダー → 教祖「そ、そうかな~? じゃあ、本当に名乗っちゃおうかな~。 教祖を!」
俺が調子に乗った。
ゼロ「よっ、教祖様!」
ワン「かっこいいぞ、教祖!」
二人が教祖である俺を崇める。
教祖「ふははは、みんな! 教祖である俺についてこい!」
二人「おー!」
三人で仲良く騒ぐ。
スリー「付き合いきれねー……」
そんな俺たちを見て、スリーが呆れながら言った。




