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第44話 不条理には理不尽を
ツー「汚してしまって、ごめんなさい」
シャワーを浴びて、服を着替えた私はスリーに謝った。
スリー「気にすんな。それと……無理に話さなくていいからな」
スリーは私を気遣ってくれた。
ツー「ううん、話させて」
スリーを『愛する』、私は自身の過去を明かすと決めた。
ツー「おと……お父さんは……」
私は嗚咽を押さえながら、頑張って言葉を発する。
ツー「お父さんは病気が治った翌日に――死んだの。……事故だった」
ツー「うっ、うっ」
ポツリ、ポツリ。
私の目から涙が零れ落ちる。
ツー「私が……私が悪魔に……。全てを叶えてくれる不条理な存在に頼ってしまったから……」
ツー「……理不尽な事故でお父さんは死んじゃった」




