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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第21章 教団編―追憶―
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第37話 正義の使者?

スリー「くそっ! 離せ」


 青年が俺を掴んだまま、引きずっていく。


リーダー「君が逃げないと誓うなら良いよ」


スリー「断る!」


リーダー「じゃあ、駄目だ」


 ちくしょう。

 どうして、こうなったんだ?

 俺は、いつものように人殺しを楽しんでただけなのに……。


スリー「離せ~。俺は人殺しを続けるんだ~」


 体をバタバタと動かして、抵抗を試みる。


スリー(ナイフさえ、あれば……)


 俺を人間にしてくれた大切なナイフは、この青年に奪われてしまった。


リーダー「ああ、人殺しは続けてもらって構わないよ」


 えっ? そうなの?


スリー「お前……俺の人殺しを止めに来たんじゃないのか?」


リーダー「俺は『提案』しに来たんだ」


スリー「提案?」


 一体、何を?


リーダー「その『人殺し』を――正義のために使わないか?」

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