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第34話 共同戦線当日
ギルドとの共同戦線当日。
スリー「おらよ!」
犯罪者「ぐあっ……」
俺に殴られた犯罪者が気絶した。
スリー「ちくしょう。一発、喰らっちまった」
生け捕りなんて、慣れないことをしたせいだ。
あとで、文句を言ってやる。
ツー「頑張ってるわね、スリー。今、癒してあげるわ。――『癒しよ』」
ツーの魔法で、俺の負った傷がみるみる治っていく。
ツー「文句を言っても、なんだかんだ協力してくれる。……やっぱり、スリーは偉いわ」
ツーが、肩を寄せ、俺の腕を抱いた。
スリ―「買い被り過ぎだ。ゼロの発言のせいで、反対できる雰囲気じゃくなった。それだけだ」
俺は人殺しだ。
今回は……特別だ。
スリー「それじゃ……行ってくる」
ツー「うん。気をつけてね」
ツーが、俺の腕を離した。
……とても、名残惜しそうに。
スリー(なんで、俺には、そんなしおらしい態度を取るんだよ)
他のメンバーには、もっとキツイくせに……。
スリー(…………)
葛藤しながらも、ナイフを握る。
『何を葛藤している?』
脳内で自分の声が響いた。
その声を無視して俺は……
スリー「俺の前に現れたのが運の尽きだ。覚悟しろよ。テメーら!」
犯罪者との戦いに身を投じた。




