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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第21章 教団編―追憶―
288/291

第29話 千年に渡った呪い⑤

 ユラユラ。


 私は、ひとり、さまよう。


神(どこかに『ヒーロー』は、いないか?)


 前の体が駄目になったので、新しい体を探していた。


ヒーロー「この組織の目的はズバリ『悪』から子供を、強いては人々を守ること!」


 ……次は、あの人間にしよう。


神(…………)


 私は、人間の観測を始めた。


神(待っているぞ。お前が『正義』を失う――そのときを)


 正義を失い、空っぽになった心を……。


神「神である私が救ってやろう」


 血で汚れた美しい体も。

 正義のために人殺しに染まった醜く気高い魂も。

 平等に愛し、『正義わたし』で満たす。


神「ああ、実に楽しみだ」


 私は、いずれ訪れる未来に思いを馳せた。

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