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第27話 千年に渡った呪い③
私は探した。
ベルクと同じように、正義の名のもとに人を殺す人間を。
人間A「悪には死を!」
それは案外、すぐに見つかった。
呪い「それもそうか。私でさえ、そうだったのだから」
ベルクの思想自体は、特別では無かった。
ベルクが特別だったのは、生まれ持った魔力。
ただ、それだけだった。
呪い(…………)
私は目の前の『ヒーロー』の観察を続ける。
*
人間A「ここまでか……」
ヒーローが『正義』を失った。
呪い「……ベルクと一緒だな」
どうやら、ヒーローというのは期間限定で、いずれは消えてしまう存在らしい。
呪い「なら、その正義を失った心を――」
――『呪い』で満たしてやろう。
私は、ヒーローに憑りついた。




