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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第21章 教団編―追憶―
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第27話 千年に渡った呪い③

 私は探した。

 ベルクと同じように、正義の名のもとに人を殺す人間を。


人間A「悪には死を!」


 それは案外、すぐに見つかった。


呪い「それもそうか。私でさえ、そうだったのだから」


 ベルクの思想自体は、特別では無かった。

 ベルクが特別だったのは、生まれ持った魔力。

 ただ、それだけだった。


呪い(…………)


 私は目の前の『ヒーロー』の観察を続ける。



   *



人間A「ここまでか……」


 ヒーローが『正義』を失った。


呪い「……ベルクと一緒だな」


 どうやら、ヒーローというのは期間限定で、いずれは消えてしまう存在らしい。


呪い「なら、その正義を失った心を――」


 ――『呪い(わたし)』で満たしてやろう。


 私は、ヒーローに憑りついた。

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