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第16話 自己紹介<スリー>
リーダー「じゃあ、眠っている彼に代わって、俺が彼の自己紹介を。彼は『スリー』。一番の問題児だ」
?「問題児……確かに、ヤバイこと言ってましたもんね」
リーダー「そうなんだよ……。彼は殺人に快楽を感じてるヤバイ奴で、とてもじゃないが奴隷商に預けられそうになくてね……。だから、俺たちで面倒を見ているんだ」
ツー「あっ、でも、手のかかる子ほど、可愛いって言うでしょ? 同い年の男の子同士、仲良くしてあげてね」
ツーが、スリーの肩を持った。
先程、スリーに毛布をかけてあげたことといい、ツーは良い子のようだ。
ワン「ふっ、奴が一般人を襲いそうになったら、我が止めるから安心するがいい」
いつの間にか、帰って来ていたワンが言った。
ツー「あら、もう戻ってきたのね。フライパンは?」
ワン「ああ、これだ」
ワンが袋に入ったフライパンを手渡した。
ツー「ふん、ふん。なるほどね」
ツーは、フライパンを受け取ると、バットのように振り始めた。
?(……フライパンって、そうやって使うものだっけ?)
僕の血の気が引く。
ツー「……うん。なかなか、いいじゃない。ナイスよ、ワン」
ワン「満足してくれたようで良かった」
ワンが、ホッと胸をなでおろした。




