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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第21章 教団編―追憶―
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第2話  プロローグ

少女「へへ、どう? 似合ってる?」


 子供用のシスター服に着替えた私がパパとママに聞いた。


ママ「ええ、よく似合っているわ」


 ママが褒めてくれた。


パパ「将来は教会のシスターかな?」


 パパが私の将来を聞く。


少女「ううん」


 私は首を振った。


少女「私ね……ギルドの僧侶になるの! それでね、みんなを魔法で癒してあげるの」


 私が将来の夢を語る。


ママ「まあ、素晴らしい夢ね」


パパ「お前は自慢の娘だ」


 パパが私の頭を撫でた。


少女「えへへ」


 私が嬉しそうに笑う。

 私は、幸せだったんだ。

 そして、この幸せが、これから先もずっと続くと信じてた……



   *



少女「嫌だ! いい子にするから捨てないで!」


 私は、パパとママに向かって泣きながら手を伸ばす。


奴隷商「……こう言っていますが?」


パパ「連れて行ってください」


 パパは、容赦なく言った。


少女「ママーー!」


 私が、ママに助けを求める。


ママ「ど……」


奴隷商「……!!」


 奴隷商が、ママの言葉が届かないように、私の耳を両手で塞いだ。


奴隷商「……行きますよ。お嬢さん」


 ママの言葉が終わると、奴隷商は私の手を掴んで歩き出した。


少女「はい……」


 私は奴隷商の言葉に従い、歩き出す。


少女「…………」


 私は魂が抜けた、抜け殻のように、ただただ歩く。

 奴隷商の善意も虚しく、ママの言葉は私の耳に届いてしまっていた。


ママ『どうして、魔法使い(わたし)の元に産まれてきたの?――劣等種にんげん

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