表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第20章 教団編―救済―
256/291

第19話 授業開始

司祭「7×4は?」


マイ「28です」


司祭「正解です」


 レイさんの口添えもあり、私は司祭様の元で勉強を教えてもらっていた。

 今は、算数を教わっているところである。


ユナ「うわ~、凄いよ。マイ。……七の段を解けちゃうなんて!」


 お母さんが私を褒めた。


司祭「では、次はユナの番です。2×4は?」


ユナ「え、え~と……」


 お母さんが指をあたふたさせ計算をする。


ユナ「司祭様! 指が足りません!」


 お母さんが挙手をして答えた。


マイ「お母さん……。答えは8だから、指は足りるよ……」


ユナ「本当だ!?」


 お母さんが恥ずかしそうに席に着席する。

 ご覧の通り私だけでなく、お母さんも一緒に勉強……授業を受けさせてもらえることになった。


ユナ「うぅ……全然分かんないよ~」


 お母さんが机の上にうなだれる。

 これまで地下室に閉じ込められ、まともな勉強を受けさせてもらえなかったお母さんは勉強が、てんで駄目だった。


司祭「ふふ、これから学んでいけばいいのですよ」


 司祭様がお母さんを元気づける。


司祭「それでは次の授業ですが……」


 司祭様が本棚の本を適当に手に取る。

 『保険体育』と書かれたその本の表紙には裸の男女の絵が描かれていた。


ユナ「保健体育! これは自信あるわ! だって、これまでずっと実践してきたんだもの!」


 お母さんが元気を取り戻した。


司祭「これは……まだいいでしょう」


 司祭様が保健体育の本を本棚に戻した。


ユナ「そんな~」


 お母さんはまたうなだれてしまった。

 その後も国語、社会、と授業は続き……

 全ての授業が終わるころには……


ユナ「…………」


 ……お母さんは完全に力尽きていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ