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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第19章 少年の恋心編―前編―
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第18話 挑発

ロイド「ん? ここは?」


 目を開けたはずなのに、視界が何かに遮られてよく見えない。


ミレイ「おはよう、ロイドくん」


 ミレイさんの声が聞こえた。

 それと同時に頭の後ろに広がる心地の良い感触に気付いた。

 どうやら、俺はミレイさんに膝枕をされているらしい。

 ……ってことは、俺の視界を遮っているこれはミレイさんの胸か。


ロイド「……(むくり)」


 俺が起き上がる。

 ああ、そうだ。

 ミレイさんの一撃を喰らって意識を失ったんだ。


ロイド「……(ペタペタ)」


 俺が自身の体を触る。

 どこにも怪我は無いし、痛みも無い。

 ミレイさんの回復魔法の腕は一流のようだ。


ミレイ「私はまだやれるけど……ロイドくんはどうする?」


 ミレイさんが俺を挑発する。


ロイド「もちろん、やりますよ」


 俺が折れた木刀を持って立ち上がる――いや、今はいらないか。

 木刀を投げ捨てる。


ミレイ「それじゃ、行くよ。ロイドくん!」


ロイド「はい!」


 ミレイさんがメイスを振るう。


ロイド「……っ」


 俺が間一髪でそれを回避する。


ミレイ「まだまだ、これから!」


ロイド「くっ……」


 その後も俺は全力で回避に専念した。

 そして、回避に失敗するたびにミレイさんの魔法で治療されるのだった。

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