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第2話 飛び降り①
カイト「今日もおいしかったよ。ありがと……えっ」
俺があることに気づく。
マオ「……? どうしたの、カイト?」
カイト「いや、それが……あそこに誰かいないか?」
俺が屋上の飛び降り防止用の柵。その向こうに見える人影を指さす。
ロイド「…………」
その人影は柵の向こうの狭い塀の上から空を眺めていた。
ていうか、あの人影……
カイト「もしかして、ロイドか?」
あいつ、あんな危険な場所で何してんだ?
『スッ』
人影が消えた。というか、落ちた。
カイト「……は? はあっ~~!?」
俺が慌てて立ち上がろうとしたとき……
『バンッ』
屋上の扉が勢いよく開いた。
カイト「今度はなんだ!?」
俺が振り向く。扉の向こうにいたのは……
アン「……あっ」
クラスメイトのアンがいた。
今、開けたのはアン……なのか?
その割には驚いた顔をしたまま放心しているが……
『ガンッ』
柵の方から何かがぶつかる音がした。
カイト「そうだ! ロイドが……」
俺が音のした方向。屋上の柵へと視線を戻す。
レイ「…………」
レイがいた。彼女は柵を乗り越えようと足をかけたまま固まっていた。




