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魔法学校の悪役令嬢  作者: ああああいい
第19章 少年の恋心編―前編―
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?―4話 地下への入口

ロイド「ここがその空き家か……。思った以上に廃墟だな」


 俺が辿り着いたのはボロボロの家……というか屋敷だった。


ロイド「なかなかでかいな……。とりあえず、片っ端から探してみるか」


 俺が屋敷の中に足を踏み入れた。



   *



ロイド「……誰もいないな」


 屋敷の中をくまなく探したがどこもボロボロ。

 とてもじゃないが人が住んでいる様子は無かった。


ロイド「ただの聞き間違いか……良かった」


 泣いている人はいなかった。

 そのことに俺が安堵し……


?『ぐすん、ぐすん』


ロイド「……!」


 俺が振り向く。


ロイド(今、確かに誰かの泣き声が……でも、どこから?)


 俺が辺りを見回す。

 近くに人は見当たらない。


?『ぐすん、ぐすん』


 それでも、確かに声が聞こえる。

 後ろでも、前でも上でもない。


ロイド「下か!」


 俺が足元に目を向ける。

 しゃがみこんで床のタイルを一つ一つ触っていく。

 そして……


 ガタン。


 タイルの一つが外れた。

 それは地下への入口だった。


?『ぐすん、ぐすん。誰か……』


 泣き声がより鮮明に聞こえるようなった。


ロイド「大丈夫! 今、助けるよ!」


 俺が地下に向かって叫んだ。

 そして、急いで下へと下りて行った。

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