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ネコミミよ、この世界のしるべとなれ  作者: 金子ふみよ
第四章

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春日大vs四つ耳の獣の戦闘状況

 四つ耳の獣と攻防を繰り広げる春日大。その強靭な前足での打撃をすでに何発も喰らっていた。

「これなら!」

 腕の装甲が光に包まれた後変化した。それこそ鋭利な爪が四本伸びた。それを獣に振り下ろす。獣もさるもので身軽に後退。春日大もダッシュで距離を詰め、さらなる一振り。かわそうとする獣をかすった。しかし、獣から出血はない。まるで金属同士をぶつけあったような感触だった。獣は牙をたて飛びかかってくる。爪を振るって迎撃。一本の爪にかみついた獣は前足を春日大の頭部めがけて振り下ろしてくる。が、春日大は打撃を喰らわなかった。獣は吹っ飛ばされていたのだ。春日大の横には身を屈めてイトラスがうなっていた。

「助かった、イトラス」

「はい、背子様」

 身を起こして構える。

獣も体制を整えて、二人をにらみつけている。

「今度はこれだ」

 四本の爪が光の後には消え、春日大の手には細工が凝った剣が握られた。

「行くぞ、イトラス」

「はい、背子様」

 ダッシュする春日大、イトラスに、全くひるむことなく獣が走りかかって来た。


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