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茶色いノート  作者: ふりまじん
魔法の呪文

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510/512

作者、幽霊作家をかたる10


『悪霊』の降霊会のメンバー

祖父江進一

新聞部の文化部に所属、事件の第一発見者で今回の降霊会の幹事。ドイルファンの自称ミステリーハンター。

物語の主人公

姉崎曽根子

降霊会のメンバー 資産家で夫は亡くなっている。


熊浦

降霊会を提案した。

妖怪学者。前者の有名人のあだ名に由来して呼ばれていたが、元祖の妖怪学者と違って民間学者で妖怪を昔風に考える人物

社会的な地位はない。独身 隠キャ

著作の収入で暮らしている 召使の老人と暮らしている。

織り目正しいモーニングを着込んでいる。骸骨のステッキを手にしていてメガネを着用。毛深い。ヒゲも生えている。光はあまり好きではない

会合ではいつになく饒舌


黒川博士

主人公の祖父江進一の大学の先生。女性のようなたおやかな容姿で髭はない。

熊浦と幼馴染 資産家で社交的 陽キャ


黒川夫人

2度目の年の離れた30代の妻。降霊会には否定的で夫に解散を提案している。


龍ちゃん

熊浦が3ヶ月前に黒川氏のところに連れてきた霊媒。18歳

鞠子と同じ服装で背格好は似ているが容姿は真逆盲目

織江さんという霊を呼んで何かを質問する降霊スタイル


黒川 鞠子

黒川博士の前妻の娘18歳

社交的で継母との関係も良好


槌野

身長が著しく低い。おでこが広くて神経質。


園田文学士

進一の一年先輩で黒川博士の実験心理学の助手


「メンバーはこのあたりね。」

作者はそう言って深くため息をつく。

「疲れましたか?」

私の質問に頷きながら作者はコーヒーを飲みたいと言った。

「うん。この話、絶対に、もう、どこを探しても答えがないって思っても、何度でも、犯人を探してしまうから、頭が疲れるのよ。

本当に、全く。」

と、作者はコーヒーが入るのを待つ。

「本当に。でも、そこが面白いと、ゲームブックが作れそうだ、と、言ってませんでしたか?」

私はゆっくりを熱湯をコーヒーに注ぎながら少し意地悪に聞いてみた。

「そうよ。この話は、確かに意味がありそうでない、思わせぶりな文字が羅列しているの。ついでに、ここから話を追加もできるし、適当に減らす事も可能なの。ついでに、乱歩ってビックネームがついていて、著作権がフリーでに二次作を誰でも作れるから、二次小説から発展したWEB小説と相性がいいと思うのよ。

こうも多様性の時代、世界を相手に物語を作るとなると、もう、一次元の紙の本は太刀打ちできなくなると思うの。

そして、AIの発展で人は『本を読ませてもらう』より、『物語を自分で編集する』欲求の方が強くなるって思うのよ。

賞金が大きくなると上位ランカーだけが儲かるようなシステムになるし、私クラスには旨みがないもん。

でも、二次の世界を作り出して、複数の結末をつくり、読者が分岐を選択しながら物語を作ってゆくってのなら、少しは実入がありそうなんだもん。

サイト毎にイラストとか、誤字機能とか、AIを使って編集して自分だけの本を作る。サイトに著作権の管理をまかせて、イラストとかで儲けてもらうの。で、参加作家にもタダで使える何かを増やしてもらう。みたいな事を確かに考えたけれど、面倒臭いとは思うわ。」

作者はコーヒーを受け取って嬉しそうに飲む。

「まあ、今は熊浦編を考えましょう。」

チョコレートを1つ。作者に渡した。


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