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私もひとかみしたいんすけど
それは5日目の昼の事だった。
午前の部のカニの討伐を終え、昼食を取りフロアに戻ってきた時の事だった。
後輩ちゃん、あれ。
「はいっす」
黄金のクラブが居たのだ。
「とったどー」
ナイス―。
「じゃ、先輩がとどめを指してくださいっす」
そう言って渡されたシンプルながらも高そうな短剣で、金色のクラブくんを一刺し。
天に召された金クラくんは、金色の棒状の物を落としていった。
「先輩やったすね」
金色のぉ?
「カニカマっす」
ひと口味見してみても?
「どうぞっす」
ガキンっと音がして、前歯が折れるかと思った。
やくそうって前歯に効くのかな。
後輩ちゃん、これぇ、金のカニカマだ。
「カニカマの形をした金だったすか」
飾ろっか。
「そうっすね。
私もひとかみしたいんすけど」
前歯折らないようにね?




