第3話『めでたし、めでたし』
今回は短めです。
「そこのお二人さん。喧嘩止めてくれませんかねぇ」
いきなり、殴って黙らせるより話し合いで解決したほうが平和だよ、平和。それに、無駄な力を使わないからな。
こっちは人生楽してぇんだよ。
「んだと!!!!」
「やんのか、ゴラァ!!!!」
あらら………完璧にキレてるねぇ……
「まぁまぁ、落ち着いて。何が原因なんだ?」
「美加の彼氏は俺なのに、こいつが横どりしようとすっからだろぉが!!!!」
「別に、そんなの俺の勝手だろぉが!!!!」
こいつら、女の取り合いしてんのかよ………となると、美加っつうのはさっきの女の子だな。まぁモテそうだからな。
はぁ……くだらねぇ………くだらねぇなぁ。
「お前らさぁ……女なんて星の数ほどいんだからそんなことでもめんなよ。美加ちゃん?だっけぇ、心配してるしさ。それに、迷惑」
「てめぇ調子のんなよ!!!!」
「ぶっ殺す!!!!」
喧嘩してたのにいきなり仲直りして俺に喧嘩売ってんのか?
「上等じゃねぇか……かかってこいやぁ!!!!」
***
あ、ハルが喧嘩し始めた。あいつ、喧嘩面倒とか言ってるけどけっこう好きだからな。
え!?俺は誰だってぇ!?俺は川上誠治に決まってんだろぉぉぉお!!!!
ガハハハハ!!!!
「助けてあげてください!!」
「へ?」
可愛らしいお嬢さんが話しかけてきた。ハルのやろぉ……絶対この娘のためだな。
ていうか、俺に話しかけてきたっていうことは運命!!!!俺以外にも香夜斗と大地がいるしな………って、大地はゲームしてるし、香夜斗は消えとる……
ドンマイ、俺ぇぇぇえ!!!!
……………スイマセン。ボカァ、バカでした。
そういえば、ハルはどうしたんだ?………って、やりすぎだろぉぉぉぉお!!!!二人とも気を失ってるし、血ぃ吐きまくってるYO!!!!
「ハル、そこら辺にしとけ。殺す気か?」
「汚ねぇ血だ………」
「お前、俺に散々言っといて自分ができてねぇだろぉぉぉぉお!!!!」
「あぁ〜〜〜、やりすぎた。手加減しようとしたのになぁ」
「ていうか、早く逃げたほうがよくね。サツくるぜ」
「やっべー。そうだな、帰るか。ダッシュで」
「よし、帰るぜ!!香夜斗、大地帰るぞぉぉぉぉお!!!!」
「あいあいさぁ〜〜」
「チッ……仕方ない」
その後、また俺たちは文芸部室に戻ってきた。
「おい、ハル。やりすぎだぜ」
「確かにな。かなり殺っただろう」
「そうそう〜〜。ヤバいんじゃねぇ〜〜」
「そんなのどうにかなんだろ。気にすんな………って、あの女の子おとしわすれた………」
「お前も香夜斗と誠治、同様バカだな」
「なんだと、てめぇ!!いっしょにすんな!!」
「いっしょにぃ………」
「するな、だとぉ………」
「「覚悟しやがれぇぇぇえ!!!!」」
「ギャァァァア!!!!」
ハル君は俺と香夜斗の手によって星になりました。
「めでたし、めでたし」




