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閑話 赤羽先輩と高校生活

奴が再登場の巻~

俺の名前は赤羽(あかばね)恭弥(きょうや)、今日から私立七色高等学園に通う一年生だ。

俺のトレンドマークは、このリーゼント スカッ!

リーゼンt スカッ!スカッ!

ハァー・・・

ボウズ頭です。


先日、俺が通っている料理教室の奥様連中から、美容室を紹介され任せたらこうなった。

話を聞くとカット中、俺が寝ている時に心配になった奥様連中が来て、あーだこーだと言い合い、最終的にボウズに決まったとか。

人の髪で遊ぶな。


帰ったら妹とお袋に爆笑されるし。

おさげに会ったらかわいいとなでられた。


まあ心機一転って事で、ちょうどいいかと思い直し、「よし人生楽しみますか!」と学園生活の一歩目を踏み出した。


だが俺は、この時まだこの学園の規格外を知らなかった。




    ◇◇◇




理解できたのは、いや一端を知ったのは数か月後。

その時、俺はイライラしていた。


何故か

勉強は進学してから確かに難しくなったが同じ学園に入学した、中学の同級生の首席と元登校拒否に聞きながら真ん中のラインを行ったり来たり。

友人関係も俺の過去の罪状ばらされたりしたが、今まで友達になってくれた奴らは変わりなく付き合いをしてくれた。

家では、俺の母校とは別の中学に通う妹とも関係は良好。母親は夜勤の看護師をしているので、家の仕事は俺が一切取り仕切っている。


では何が不満か、全て上手く行き過ぎているこの状態なのかもしれない。

人間とは貪欲だ。こんな状態を望んでいたのに満たされると次が欲しくなる。

俺の体の中にあるマグマみたいなものが暴れさせろと俺の中を這いずり回るみたいに。


俺をイラつかせる・・・


そんな時。


「むぅわあてぇぇぇい!!!」


地響きを彷彿させる声が俺を呼び止めた。


「・・・はい、何でしょうか?学園長。」

そこには、学園長と言う名の熊を彷彿させる男が立っていた。


俺の目を見ながら学園長は

「貴様、獣を飼っている~・・・」

?別に家にはペットはいない、妹はいるが。


「瞳を見れば、わかるぅ、理性という名の鎖でぇ、貴様は獣を縛り付けている~。

ついて来ぉぉい!!」


訳が分からない。

分からないが、俺はこの学園長に黙って付いていった。

付いて行った理由は、この強引さは、誰かを連想させたからだ。『は?』

どこからか声が聞こえたが、気にしない。


そこは入学式が行われた体育館だった。

部活中の生徒がいる体育館を、堂々と歩く小型モビルスーツ(学園長)

それに普通に挨拶をする生徒たちに「うむ」と返事をする学園長。

壇上に着いた、学園長は「ここだ」と言い、教壇の後ろの壁を押した。


ゴゴゴゴゴ!!!

「は?」


壁を押すとそこには、道が出来ていた。中に入って行く学園長。

俺は周りを見渡しても生徒たちは、普通にしていた。

「当り前じゃない」みたいな顔で、俺は恐怖に支配されながらも学園長に付いて行った。


そこには四角いリングと数人の男達が各々体を鍛えていた。

「お疲れ様です、学園長!」

「「「お疲れ様です!!!」」」


学園長が来ると、各々手を休め男達は学園長に挨拶をした。


「うむ、今日貴様達に此奴と遊んで貰おうと思ってなぁ」

「はい、わかりました!」

最初に挨拶したリーダー格の男が返事をすると、俺の方に振り向き。


「さあ、誰と戦いたい!」

と俺に聞いてきた。

訳が分からない、分からないが、俺は一人の男を震えながら指さした。


俺は熊のような男、学園長を指名した。

「ふっ、面白い」

指を指された学園長は、「上がれぃ小僧ぉ!!」とリングの上に飛び上った。


周りの目は驚きと戸惑い嫉妬・・・そして興味。

どうせ胸を借りるなら大きい方がいい。

震えてた俺は、この震えは歓喜の震えだと思い、リングの上に上がった。


結果は学園長に触れる事さえできなかった。

学園長も触れてない、風圧だけで俺を倒した。


俺の中の熱は暴れられたのが良かったのか、その後おとなしい。

そして俺はリーダー格の男に気に入られ生徒会に入った。

どうやらそいつは生徒会長だったようだ。




    ◇◇◇



その後も学園は規格外だった。


修学旅行は、二年連続で無人島に行く事になったり。


体育祭の騎馬戦は本当の馬を使い。


よく分からないイベントで山に行ったり。


クリスマスはサンタの格好した学園長が・・・いや止めて置こう。


おさげに話しても大抵信じてもらえなかったな。


濃いが楽しい二年間だ、俺は心から笑っていた。


だが今回、お前に相談したいのは、学園の事じゃない。妹の事だ。


俺が妹の異変に気付いたのは、二年に上がったある時。


「お兄ちゃん、それ取って」「ああ」

「お兄ちゃん、あれ買ってきて」「おう」

「お兄ちゃん・・・」「何だ?」「何でもなーい」「・・・」


・・・なんか妹がこうなっていた。

怒ろうとしたが、今までの俺を思い出すと、妹を強く怒れない。

それでもどうにかしなければと、おさげに聞いてみたが。

「きょうちゃんに甘えてるだけだよ~」と言われるだけ。


そんな事で一年過ぎたころ、妹も七色に入学。

どうにかしなければと頭を抱えていると。

入学式でお前の名前を聞き、喜びと一緒に、「確か妹と仲が良かったな」と思い出した。


だから頼む!妹をどうにかしてくれ!




   ◇◇◇




「長いわっ!!」


俺が話終わると、俺の友人友田(ともだ)遊人(ゆうと)は叫びだした。

相変わらずの奇行である。

今日、妹の事で相談するために友田と再会し相談料ではないが、晩飯をおごらさせてもらった。


晩飯を食べながらお互いの近況を話してるといつの間にやら、夜も更けていたようだな。

友田はさっきから震え続けている携帯を見ながら、震えている。相変わらず芸が細かいな。


「では、友田、明日から頼む。」

友田は「はい、ごちそうさまです」と言いながらも携帯から目を離さない、よっぽど重要な事なのだろう「堕天した・・・」と、うわ言のように言っている。

俺は横に座る「私はファミレスに住みたい・・・」と書いてある、どこで買ったか分からないTシャツを着た妹を脇に抱え、友田に「じゃあな」と一言挨拶し、会計してファミレスを出た。


さて、明日からまた、あの時みたいに楽しい一年間が始まる気がする。

俺の顔は自然と笑みをこぼしていた。

七不思議②


夜の太郎君:ある通学路を夜遅くまで家に帰らず歩いていると太郎さんが来る。

ある男性が外に出ると、女性が倒れていた。それだけなら、病気かなにかと思うが、女性は一人ではなかった、道すがらに順々に倒れていたのだ。

その後女性に話を聞くが女性たちは顔を真っ赤にし言葉をつぐんだ。

私は疑いのあるA会長に聞いてみた「分からないな。所で君の部、申請が出ていないようだけど?」笑顔で言われた私はいろんな意味で倒れた・・・


byオカルト研究部

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