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部屋に住み着いてる地縛霊はやたら積極的!?  作者: 綿ダッコ


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2/22

第1話 初登校

 「うーん……やめ……て……」


降霊術を行った後、そのまま俺は寝てしまっていた。


「は!?今何時や?……え?」


「おはよう(怒)」


「あの……なんで、ベットの上にいるんですか?」


「そんなの、起こそうとしたからに決まってるじゃない。なんで、物理効かないの(怒)」


「物理が効かないも何も……幽霊なんで、当たり前じゃないんですか……?」


「はぁ!?私のせいにするわけ?」


「いや、まぁ……」


「はぁ、余計な仕事増やすんじゃないわよ。悪夢見させるのにも体力使うんだからね」


「今日の悪夢ってあなたのせいだったんですか……?」


「そうよ。物理もポルターガイストも効かないあんたなら、それが一番手っ取り早いもの」


いやいや、さっきから理不尽すぎじゃね?

幽霊相手に物理を効かせろって……無理があるやろ。

そもそもその体勢で物理効いてたら結構、え……いや、幽霊相手に何考えてるんや。


「ほら、ボーッとしてないですぐに準備する(怒)」


「あっ……ごめんなさい……」


その後、俺は逐一行動を監視されながら準備を終わらせた。


やっぱりついて来た……


「ちゃっちゃっと授業の準備する」


「(そんな大声だしたら、バレますよ)」


「バッカね。あんた以外に見えてるわけないでしょ」


「(マジっすか……)」


授業が始まったけど……

…………集中できん!!なんで、美少女(幽霊)に監視されながら受けやんなあかんねん。

新手の拷問やろ……


「ほら、ボーッとしない」


……おかんかな?


――数十分後


あっかん。ここ理解できひん……


「ほら、ボーッと……って、何この式は?」


「(いや、分からないんですよ……)」


「はぁ、もう世話の焼ける人間ね。ここは、こうしてこうするのよ」


「(あ……ありがとうございます)」


「別に?」


教え方わっかりやす。年下に見えたけど……もしかして年上?


◇ ◇ ◇ ◇


昼休みまで同じように授業を受けたけど……

ボーッとしてたら怒られるけど、分からんとこは分かりやすく教えくれる……

何この構図!?傍から見れば、美少女家庭教師やないかい。

いや、傍からは見えんねんけどさ。

……とりあえず、いつもの所で昼ご飯食べるか。


◇ ◇ ◇ ◇


「……ここまで来て何するつもり?」


「いや、ご飯食べに来ただけですけど……」


「そんなの、教室で食べたらいいじゃない」


「無理に決まってるじゃないっすか……」


「……あんたって、友達いないの?」


「いないっすよ……こんなとこに来るぐらいなんですから……」


(生徒1)「なんか、声聞こえんかった?」


(生徒2)「気のせいじゃない?」


やべっ……


「……どうして黙るの?」


「こんなとこで、独り言言ってるのバレたらやばいじゃないですか……」


「それは、あなたの声がデカいからじゃないの?」


「いやまぁ、そうなんですけど……」


「とことん自己管理出来ないのね」


「す……すみません」


「次の授業は何?」


「体育です……」


「はぁ、そんなちんたら食べてたら遅れるわよ?」


「ギリギリに着替えるのは慣れてるので大丈夫です……」


「はぁ……」

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