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鬼哭の湊  作者: 無暗道人
第二章
9/22

3

 いきなりドアが開いた。暖簾の下からのぞくズボンで、入ってきたのが男だという事が分かった。

 恵美の部屋に上がり込むのは三度目だった。半ば勝手に上り込んではいるが、特に何かを言われる事は無い。一度受け入れてしまえば、そんなものだった。

 体を重ねたのは最初だけで、ビールなどをごちそうになり、適当に時間を潰す。せっかく攻略したのだから、その位の余韻には浸っておこうという気でいた。

 何も言わず、男は暖簾から首を突きだしてきた。恵美が立ち上がる。微かな、誤魔化すようなあいまいな笑みを浮かべていた。


「なるほどな」


 河上はビールを呷った。座ったまま、立ち上がった恵美にちょっと目をくれる。


「正直意外だったな。居るとしても恋人だろうと思っていたが、まさかヒモとはね」

「あたしがどこへ行っても、この人は付いてくるの。隠れたって見つけられちゃうのよ」


 恵美はまだ笑みを浮かべていた。ただし今は、諦めが込められているとはっきり分かる。


「骨までしゃぶられるぜ」

「切っても切れねえ縁って奴があるのさ」


 恵美の代わりに男が答えた。無視して恵美に向かって話し続ける。


「君の部屋に行きたいと言った時、ちょっと躊躇(ためら)った理由がようやく分かったよ。なるほどこんな事は、誰の立場でも願い下げだね」

「河上さん、あなた強引にここへ来たのよ。私はホテルに誘われると思っていたわ」

「だからこんな所に居合わせても、文句を言われる筋合いはないってか。別に文句を言いやしない」

「若いの、そのくらいにしときな」


 男から見れば確かに河上は若いのだった。顔は(しわ)が深く、短く刈った頭は白髪が混じり始めてごま塩で、目の下にはどす黒くクマが出来ている。

 ただ老けて見えるが、五十は超えていないと思った。歳による(しわ)と、苦労による(しわ)には違いがある。

 残りのビールを全部呷った。


「失せろ」

「なにっ」

「俺は、あんたみたいな奴を見てるとむかつくんだよ。ダニ野郎」

「若造、貴様舐めてるのかっ!」


 男が服の内側から、匕首を取り出して鞘を払った。凄み方だけはなかなかのものだ。河上はにやりと笑った。男の顔が紅潮する。

 河上はゆっくりと立ち上がり、男と向き合った。ただの脅しだ、殺気は無い。どうしてやろうかと考えて、ふと後ろポケットにねじ込んだままの封筒を思いついた。

 封筒から取り出した札束を男の顔めがけて放った。男が目を()く。二つ目、男の眼が札束の方にくぎ付けになる。三つ目を投げると同時に踏み込んで、腕をねじ上げた。

 あっけないものだった。男は匕首を取り落し、もがいている。非力なもので、それ程力も入れてないのに、男は身動きできなかった。


「野郎」

「威勢だけはまだいいな」


 男をねじ伏せて、床に腹ばいにさせる。掴んでいた右腕を足で抑えると、匕首を拾い、男の右手の甲に突き立てる。男の手が床に串刺しになった。男と恵美が同時に悲鳴を上げた。


「金に目がくらむとこんなもんだ。刃物を持ちだしておいて、余計な事に気を取られるから怪我するんだよ」


 投げた三つの札束を拾い、また封筒に入れて後ろポケットにねじ込んだ。その間、男は動く事も出来ず、匕首を抜こうともしない。床にゆっくりと血の染みが広がっていく。


「荷物をまとめろ。大事な物だけでいい。もっといい部屋と職場を紹介してやる」


 恵美はまだ、自分に向かって言われた事が分からずに呆然としている。小娘には少し刺激が強かったようだ。

 男が呻き声を上げ始めた。ショックで麻痺していた痛覚が戻り始めたのだろう。顔に冷や汗を浮かべ、もがくように足を動かしている。

 右手は相変わらず、昆虫の標本の様に床に縫い付けられたままだった。匕首の尻を、一度強く踏む。少し深く刺さり、男がまた悲鳴を上げた。

 箪笥の上にスーツケースを見つけたので引き下ろし、恵美の足元に放った。


「早く荷物をまとめちまえ」

「なぜ?」

「新しい部屋を紹介してやると言っただろう」

「だから、なぜ?」

「こんな男とは縁を切りたいとは思わないのか?」

「血が出てる」


 恵美が弱々しく首を振った。


「早く止めてあげて」

「こいつに根性が有れば、とっくに自分で抜いてるさ」

「死んじゃったらどうするの」


 恵美の髪を掴み、河上と鼻先が触れ合うまで顔を引き寄せた。恵美が怯えた瞳で河上を見た。


「早く荷物をまとめろ。俺と一緒に来るんだ」


 えみ、と男が弱々しく言った。恵美が男の方に目を向け、しばらくじっと見ていた。それから不意に、髪を掴む河上の手を振りほどいた。

 乱暴に洋服箪笥を開け、スーツケースに洋服を手当たり次第に突っ込む。えみ、とまた男の声がした。それに急き立てられるように、恵美の行動はさらに早く、荒くなる。化粧品などを、投げる様に放り込んだ。


「そのくらいにしておけよ」


 河上が呆れ声を出す。すでにスーツケースは一杯で、体重を掛けて無理やり締めなければならなかった。


「えみっ!」


 男の声が悲鳴に近くなった。


「いやっ、もういやっ!」


 恵美が首を振り続ける。スーツケースに入りきらなかった服を重ね着する。洋服箪笥の中味を全部持って行く気らしい。全く、どうして女と言う奴はこう物に執着するのか。

 恵美の荷造りが完了したと見ると、河上は男の腕に足を掛け、無造作に匕首を抜いた。傷口から新しい血が染み出す。


「いくぞ」


 河上はスーツケースを持ち上げた。


 都内のクラブに恵美を預けた。二つ返事で、とはいかなかったが、何とか了承してくれた。

 オーナーは元戦友だ。先日、葛城(かつらぎ)に無理を言って昔の仲間を集めて飲んだとき、それを知った。


「済まんな。いきなり押しかけて、無理を言って」

「まあ、他ならぬ『紅夜叉』の頼みとあっちゃな。お前が居たから死ななかったって奴は多いんだ、多少の恩返しはしたい」


 考えた事も無かった。むしろ、自分の無茶に付き合わせて死なせた奴の方が多いと思っている。


「こうして無茶を言われると、昔と変わらないなと思う。いや、本当に変わらないのかは分からないんだ。昔の、血まみれだった頃のあんたばかりチラついてな」

「昔はどうあれ、今は零細企業の青年社長だ。お前だって同じだろう?」

「まあそうなんだが」

「それより、二っつばかしオマケを着けて欲しいんだ」

「言ってみろ。どうせただ女を預かるだけじゃないだろうって事くらい、先刻承知だ」

「付きまとっている男が居る。五十くらいの男が一人だ。老けた感じで、右掌をドスでぶち抜かれている」

「やったのか?」

「向こうがドスを出してきたんだ。正当防衛だよ」

「まあ、その程度ならマネージャーに任せておけばどうとでもなる。性質の悪い客の相手もさせてるからな。もう一つは?」

「給料を前貸ししてやって、適当にいい部屋を用意してやってくれ」

「お前が借りてやればいいじゃないか」

「俺にそんな稼ぎがあるもんか。それに、これ以上の関わりは避けたい。たまに顔は見せるが、これからはただの客の一人で居ようと思う」

「煮え切らないな。囲っておくにしても、縁を切るにしても、はっきりすればいいじゃねえか。いろいろ世話を焼いておいて、決定的な所は手を出さないってのは、どういう了見だ?」

「縁は切るさ。ただ後腐れの無い様にしたいんだ。藪から思いがけないもんが飛び出してきたんで、こうして世話を焼く羽目になった」

「しょうがねえな。まあ、大した手間でも無い。引き受けよう」

「悪いな」


 立ち上がり、店の中を一回り見回した。恵美はマネージャーらしき男と話していた。


「もう帰るのか?」

「ああ、今日は飲む気になれない」

「顔を出すなら、高い酒を飲んで言って欲しいもんだね。上客だった杉が、なぜか最近来なくなった」

「飽きっぽい奴だからな。そのうちまた来るだろう」


 帰り際に、もう一度恵美に会っておこうと思った。探すまでも無く、向こうの方からこちらに駆け寄ってきた。初めて見る赤いドレスを着ている。


「お店に借りたの。どう?」

「良く似合ってる」


 まだドレスに着られていると言う感じだ。着こなすには、もう少し大人っぽさが要ると思った。


「飲んでいかないの?」

「今夜は帰る。まあ、上手くやるこった」

「なにを?」

「ここは客筋も悪くない。給料も前よりいいだろうし、体を売らなくても十分やっていけるだろう」

「私の事、置いて行っちゃうの?」

「男に養ってもらおうとは思わない事だ。今からしっかり貯金して、婆さんになっても一人で生きて行けるようにしないと駄目だぞ」

「やっぱり捨てるのね」

「客としてはたまに来るさ。店が高いからそう気安くは来れないだろうが」

「分かった。待ってるから」


 店を出た。すでに汽車の無い時間だったので、店の前に居たタクシーに乗り込んだ。湾来までは結構な値段になる。

 座席に腰を下ろした時、尻に三百万が入った封筒の感触を感じた。惜しむ気持ちは無いが、これを使おうと言う気にはならなかった。

 使いどころを探しながら、使う気になれず、いつまでも持ち歩いている。


 新しい店に預けて以来、恵美とは会わなかった。

 元々これで終わりにしようと思っていたところだ、気軽に会いに行けなくなった事が重なって、結局一度も顔を出していない。

 別にこのまま二度と会わずに別れても良いと思っていたが、恵美の方からホテルにまで電話をかけてきた。

 何処のホテルで暮らしているか、教えている相手は少ないのでどうやって番号を知ったのかと思ったが、それだけの執念の賜物という事だろう。

 どうやらもう少し付き合わないとこじれそうだと感じたので、恵美の新しい部屋まで足を延ばした。前よりずっといい部屋だ。少なくとも、一階が棺桶屋ではない。


「あら、来てくれたのね。無視されるんじゃないかと思った」

「行くと電話しただろう」


 恵美は今日はふわりとしたロングドレスを着ている。言葉とは裏腹に、来ると信じて待っていたのだろう。恵美が何を着ようと、別に興味は無かった。


「濡れてるじゃない」

「途中で降って来たもんでな」


 外は煙る様な霧雨だった。汽車に乗っている間に振り始め、都内に付いた頃にはこの天気だった。


「シャワーを浴びるといいわ」

「余計な気遣いだ」

「駄目よ、風邪ひいちゃう」


 花を買うのを忘れた事に気が付いた。霧雨のせいかもしれない。いや、もう何かを買ってやろうと言う気が失せているのだ。

 熱いシャワーを浴びていると、浴室の外に恵美の影が映った。


「下着も濡れてるみたい」

「着てりゃそのうち乾くさ」


 下着に触れられるのは、良い気分はしなかった。


「代わりの下着が有るけど?」

「おまえ、いつから俺の女房気取りになった」


 そう言うと、恵美は引き下がったようだった。浴室から出て、微かに湿った服を着る。少しばかり暖房を利かせていれば乾く。


「今日は、一緒にお店に行ってくれる?」

「分かったよ。だがお前の売り上げには、あんまり貢献してやれないぞ」


 冷蔵庫を勝手に開けて、ビール瓶を取り出す。恵美が栓抜きを持って来る。


「ねえ、私、あなたの何なの?」


 ある時期になると、女が決まって持ちだす話題だ。そして男にとっては、煩わしい話題だ。河上は窓の外を見たまま、黙って居た。いくらか雨が強くなったようで、窓ガラスを水滴が流れている。


「浮気したら、怒る?」

「好きにすりゃあ良い。確かなのは、お前は女房じゃないって事だ」


 恵美は、意外なくらい何の反応も見せなかった。


「ビール、もう一本」

「自分で取ってきて」


 なんだ、やっぱり拗ねてるんじゃないか。そう思いながら河上は、冷蔵庫から新しいビールを取り出した。

 玄関チャイムが鳴った。河上と入れ違う様に恵美が立ち上がり、出る。雨は本降りになったようで、玄関を開けると雨音がうるさかった。

 いきなり、男達が踏み込んできた。二人。河上はとっさに身構えた。一人は知っている。賭場主の岡田(おかだ)だ。


「よしなよ、こっちは三人だ」


 二人の後ろからもう一人現れた。知らない二人は背広を着て、三十くらいの年恰好だ。いや、後ろから出てきた男は知っている気がするが、思い出せない。


「お前ら強盗か?」

「人聞きが悪いね。これでもれっきとした商売持ってるんだ」

「その商売が強盗かって聞いてんだ。一人、らしくないのが混じってるが」


 河上は隙をうかがった。瓶を投げつけて、怯んだ隙に突破できるか。急所に上手く当たらないと、ちょっと難しいだろう。

 恵美が入ってきた。その後ろからもう一人男が入ってきた。ごま塩の短く刈った頭、深い皺、包帯で吊った右手。恵美のヒモだ。


「私が呼んだのよ」


 恵美の口元が、微かに震えていた。


「あなたは私を甘く見過ぎたのよ。いつまでもあなたの都合の良い女は嫌」

「俺が何かしたかね?」

「私、あなたを好きになったの。ちょっとだけね。あなたがそうさせたのよ」

「それのどこが悪いんだ?」

「あなたは私を好きになってくれなかった。いつまでもただの遊びだった。そうでしょう?」

「そんなものか」

「何が?」

「女ってやつがさ。つまらん理由だ」


 恵美の口元がまた震えた。何か言おうとしているが、言葉が出ない様だ。ようやく、震える声を絞り出してきた。


「酷い目に遭えばいいんだわ。父にも酷い怪我をさせたんだから」

「なんだって?」

「父よ、私の」


 男が恵美のそばに寄り添うようにして立ち、じっと河上に目を向けてきた。


「切っても切れねえ縁が有る。そう言ったろうが」

「へえ、親父が娘に金をたかってたのか。恵美、お前端からこうするつもりだったか?」

「好きになったって言ったでしょ。あなたが私を好きになってくれたら、父とも別れられたんだわ」

「どうあがいたって、切れやしねえよ。親子ってのは、そう言うもんだ」


 顔の(しわ)を深くして、男が笑った。


「話はその位にしときな」


 背広の一人が恵美の方を振り返った。もう一人と岡田が、無理矢理恵美を裸にする。


「何するの!」

「あんたが言ってた通り、確かに上玉だ。これなら半年もせずに綺麗に借金を返せるかもな」


 胸を抱える様にして隠した恵美が、父親の方に顔を向けた。


「どういう事よ」

「お前の親父はな」


 背広が恵美の髪を掴む。


「俺達に借金をしてんだよ。本当は保険金掛けて事故死してもらおうと思っていたんだ。

 お前がどういう気で親父を呼んだのかは知らねえが、お前は借金の形さ。親父がそう言ったんだ」

「本当なの、とうさん?」

「半年くらい、体を売れば済む事じゃねえか」

「嫌よ、そんなの」

「そうで無いと俺は、死ぬしかねえ」

「姉ちゃんよ。お前の親父の借金はせいぜい三百万だ。下手なくせに全てつぎ込んでこの程度な事に感謝しな」

「博打ね、また」


 河上は黙って成り行きを見守っていた。今はそれしかなさそうだ。岡田が借金取りと一緒に居るのは、少しでも返すためのタダ働きだろう。

 そう言えば背広の一人は、岡田が逃げ回っていたときに賭場を張っていた男だという事を思い出した。


「あんたの事だけどよ、兄ちゃん」

「俺になんか用か?」

「親父さんに怪我させたんだってな。なんでも札束投げつけて、その隙に掌ぶち抜いたそうじゃねえか」

「だから?」

「いくら出せる?」

「何故金を出さなきゃならん」

「治療費と慰謝料さ。親父さん、右手が使えないんで不自由してたぜ」

「お前らが言うのは筋違いだろう」

「いい度胸してんな。だが大人しくした方が身のためだぜ」

「女を取られたうえに、金までふんだくられるのか、俺は?」

「運に見放されたときは、逆らわないこった」


 背広の二人が笑った。金を回収するためには、何でもやる連中の様だ。荒事も辞さない感じだが、戦場上がりかどうかは良く分からない。


「じゃ、俺はこれで」


 男達の後ろで、恵美の親父が帰ろうとする。


「待ちな、親父さん。あんたの娘に良く働いてもらうために、あんたは俺達と一緒に居てもらう」

「借金の形は取ったじゃねえか」

「一応はな。あんたが一緒に居てくれりゃ、もっと確かだ」

「ふざけんじゃねえ、その野郎からもふんだくんだろうが」

「嫌とは言わせねえ。ずべこべ抜かすと、指を二・三本ぶった切るぞ」


 河上は床に小さなマッチ箱が落ちているのを見つけた。恵美の新しい店の広告が入ったマッチだ。服をはぎ取られた時、どこかのポケットから飛んできたのだろう。こっそりと手の中に握る。


「一緒に居ない方が良いぜ、親父さん。背広と一緒に居るそこの男、元賭場主だ。あんたをまた博打に引きずり込んで、永遠にしゃぶろうって魂胆だぜ」

「うるせえ!」


 後ろポケットから札束の入った封筒を抜き出し、派手に音を鳴らしてテーブルの上に叩きつけた。男達の視線が集まる。


「確かにここに三百万の持ち合わせがある。まあくれてやってもいいが、やるとしたら怪我をさせた親父さんに渡すのが筋だ。

 そうなるとあんたらは、親父さんが借金を返しちまってそれで終わりだ。もし力ずくでふんだくろうっていうんなら」


 河上がマッチを擦り、封筒の上に突き出す。手を離せば札束はすぐに灰になるだろう。


「しかしこいつを灰にしちまうと、みんな損をする。だからこっちがヤバい立場な事を考慮して、譲歩しよう」

「譲歩?」

「こいつを賭け金にして、俺と博打を打つのさ。お前らが勝てばくれてやる。俺が勝てば、そこの親父さんに渡す。どっちにしろてめえらには損は無いだろう?」

「いいだろう。岡田、てめえしくじるなよ」


 背広二人さえ始末すれば、この場はどうにでもなる。それは難しくなさそうだった。だが後の事まで考えると、借金自体をどうにかしたい。

 だがこいつらが、真っ当に全額返済したところで解放してくれるとは思えない。だからはっきり負けを認めさせる必要がある。

 河上がマッチを吹き消すと。辺りに火薬の臭いが漂った。微かに、懐かしさを感じさせる臭いだった。

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