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異世界事情

フィルって大胆だったのね。

 知的生命探査外交部渉外担当官フィルは凄腕であった。どんな状況でも、相手をいのままにしてしまうほど空気を読み、自分のペースに持っててしまう。もし、魔法で魅了をつかって振り向いている場合でも、何故か、思い出したかのようにフィルの思い通りに動いてしまう。相手を操るでもなく、そうしたほうがいいのかなぐらいのペースで巻き込まれた事故みたいな感覚を与える程度だが、周りからはどうぞ、どうぞと言わんばかりに指示をえられる才能といか、能力があり、それを買われて、今の職をてるんだろうな程度で回りも支持している。


カイトJrはフィルが苦手な理由はそのあたりにあるのだろう。別室にフィルはカイトJrをエスコートした。


「カイトJr、ニーナの言っていることわかったかな。少し、今の地球の状況を含めて説明したほうがいいと思ってわざとこっちに来たのはわかった。今後、あなたの力を思う存分発揮してもらわないといけない状況になるかもしれないからね。」


「どういうことですか。まーでも、みんなの前で機密事故がある話みたいだから助かりました。今やばい状況なのか。フィル」


「ざっくりで説明するよ。地球で我々が保護している獣人や異世界人がいるのは知ってるよね。でも、まだまだホンの一部でしかないんだ。でも、過去、戦争もあったから絶滅した種族もあるんだ。でも、生き残っているものもいるからね、なんとも言えないんだけど。逆に、戦争に乗じて数増やす、種族もいたしてね。でもまー大きく分けると3つに分けるんだ。


人類より昔からいる種族と

人類より後に増えた種族、

そして、人類と交配して生まれた種族。


人類より後に増えた種族は異世界もしくは宇宙より来たと推測されるが、厄介なのは人類より昔からいる種族なんだよ。ほとんどが、自分を神だと思っているんだ。たまたま、見つけた星に家畜がいた程度におもっているのかもしれないが、好戦的なんだ。もし、今、宇宙から交渉もなく侵攻するタイプはこういう種族なのかもしれない。


そして、人類より後に増えた種族は、大雑把にいうと、異世界から追い出されたとは言わないが、何等かの理由でこの世界に移り住んだ種族が多いんだよ。たとえば、故郷の星が戦争があったり、食料を求めたりいろいろ考えられるがね。でも、今は人類に牙をむくこともなく、保護対象になる種族がほとんどだからね。


あと、人類と交配した種族はほとんどが人間生活に溶け込んでいるから問題がないが、人類を侵略しようとする知的生命体に利用させるケースがあることがあるんだよ。己のアイデンティティに語りかけられると弱いタイプの人間もこういうタイプかもしれないがね。


いろいろあるが今の地球は特殊なのだよ。異世界では、たとえば、、人間と獣人がいる星で、100億人以上の単一種族が平和で反映していれば、観察対象になっているのかもしれないのだよ。だから、異世界の王子、お姫様の留学先みたいになっているんだ。一昔前は、各国が情報統制をして秘密裏に保護していたが、地球連合ができてからは、率先して保護しているのが実情なんだ。留学先でトラブルがあれば、それこそ異世界戦争勃発だよ。だからこそ、今回は危ない所だったんだ。ファム姫様が古代の神たちに誘拐されたら間違いなく、人類がいなくなっていたよ。」


「古代の神たちとも交渉するのかよ。」


「当然だ、地球に移住してきた古代のテクノロジーもあるはずだからね。」


「問題があれば、解決すればいいのか。」


「そこなんだよ、異世界に人類も進出したいからね。」


「そうだ、カイトJrこんな話は知っているか。今は、地球連合国なら異種間結婚を認められていているんだ。たとえ、超能力人間とエルフと結婚して子供ができたら超能力と魔法も使えるハーフエルフができたはなしなんかもきくよ。どんな種族でも、雑種、亜種や希少種、突然変異種とさまざまな進化もあるし、先祖返りってものまである。エルフのお姫様と結婚したら、カイトJrにどんな子供ができるんだろうね。たのしみだよ。」


「茶化さないで下さいよ。フィル、今回、ご同行した古代の神様たちと交流を試みてくださいよ。トラブったらまた、私が出ますんで。それより、異世界の王子やお姫様以外にもいろいろ紹介してください。後々の私の交渉にも役立ちそうだと思ってんでね。」


「では、早速だが、狼人間のお姫様から紹介しようかな。この住所に行って私の名前を出せば、いい話が聞けると思うからね。」

とフィルは進めてきた。カイトJrは少しやな予感が走ったが、今は」異世界から来た住人との交渉人としての使命から逃れられなかった。


おおかみよ。


ぼちぼち更新します。

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