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恋のライバル出現

やっぱり恋敵がいないと

「さあ、ファムおとぎの世界に出発の準備はいいかな。犯人の声をききにでかけよう。」


カイトJr扉を開け、ファムをエスコートするように広いロビーに連れていく。

そこにある魔法陣を機械的にしたような装置があった。

カイトJrが装置の近くで指をならすと犯人の確保された場所についていた。


「これは、魔法なの」とファムは驚き不思議そうな顔をした。


「いいやこれは、単なる転移魔法を利用した簡易転送装置だよ。地球上の座標がわかれば転送してくれるんだ。」


原理は簡単である。まず行きたい座標にある場所に、地球軌道上の衛星から魔法陣を照射して起点A魔法陣から終点B魔法陣まで移動するものである。


「あなたたちも、魔法が使えるの?」さらにビックリしたサラがいた。


「知っての通り、魔女や魔物と呼ばれている存在は昔から知られているし迫害した歴史もある。たとえ、科学が発達しても、権力者たちはこんな偉大な力をほとくはずはないだろう。密かにこれらの力を発達させていったといっても過言ではないが、もちろんある程度は僕も使えるよ。」カイトJrは白い歯を見せニコっとした。


確保された犯人の近くにいき、「お前たちは何者だ。世界中で起こしてるテロはお前たちの犯行なのか。今回なぜ、エルフを拉致したんだ。」


「人間どもめ、俺たちを何故恐れないんだ。古よりこの地球の支配者だった我々を。」


捕獲された犯人たちは単なるゾンビみたいなグールではなくマミーらしき存在だった。

「今の時代に神とあがめられたミイラがよみがえって何をしようとしたのだ。」


「我は唯一の絶対神のごとく崇拝せよ。お前にも力をあたえるぞ。我々を解放せよ。」


「だから、なぜエルフを狙ったんだ。」


「我々は、力が衰えると、人の血肉を食らって永らえたが、人という家畜が少なくなると、増えるまで休眠しなければならんが、人が増える時期と思って蘇ると増えすぎていた。家畜の技術もこれほど進んでいるとは思わなかったがな。エルフと呼ばれる者の血肉の存在を知ったのは配下になった馬鹿な家畜同前の若者が教えてくれたわ。後数年によみがえる我らの絶対神が蘇る生贄の儀式でつかうためにな。神聖なる儀式用に飼い慣らさなければならんからな。」


「消滅させないのは貸しだと思ってくれ、詳しくは連行してから聞かせてもらおう。」


マミーはこの場で殺されないことに安堵したようだ。


それと裏腹にサラは唇をかみしめていたが、すぐに、手当をされている仲間のもとに駆けつけていった。


「大丈夫なのか、お前たちよ。心配したぞ。」サラは泣きじゃくった。


「姫様我々は地球の親切な民のおかげで助かったのだ。彼の名はゼロ、お礼をいってください。わざと我々のふりをして捕まって隠れて助けを呼んでくれたんです。」


「ありがとう、ゼロ、仲間を助けてくれて。」

「どういたしまして、いつも見てました。お姫様。」と言われてビックリした。

「あなたは私を知ってるの?」

「我はファム姫様を見かけたときから、恋に落ちたシモベでございます。我の命はあなたのもの。」


そこにカイトJrがやってきたゼロの胸ぐらをつかんだ。

「ゼロ、ファムがこんな美しいお姫様なんて言ってなかったよな!オッサンのようにいっていたくせに。」


「まーなんだ、カイトJrはエルフなんて興味がないだろ。・・・」


このような不毛な喧嘩が日常的に、一人の女を巡って二人の中で取り合うような伊達男たちだった。

サラはさっきまで泣いていたのが嘘のように、笑っていた。


そこに本部から連絡が入り、犯人グループも一緒に連行して戻った。


犯人達は本部に連行されてどうなる


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