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精霊の神

エルフって精霊使いなのか!

Dr.サラの研究所につくと、別室案内され待機を命じられたカイトJr.何が何だかわからんが、まだ、交渉が終わってないことを危惧していた。しばらくすると地球連合国家の宇宙・異世界人犯罪対策課のゼロから連絡があった。


「カイトJr~ほんとにカイトJr~」

「ほんとだよ。ゼロどうしてここがわかった。」

「良かった~探してたんだよ。たまたま、上司のエドガーの野郎に聞いたらもしかしたら、研究所ならばしってるかもっていってたから~」


「おいおい、自分の上司捕まえて、エドガーの野郎って聞かれたら・・・まっいっか。お前だから!死ぬなよ。じゃあな!」


「おい、切ろうとするな!!カイトJrさん。さっきの事は聞かなかったことにしてください。」

「面倒だな。貸し1だからな。そんなことより、探してたってことは、なんか俺に用件か?」


「そうそう、事件の捜査してるとき、人狼と吸血鬼のすげえぼよよん美人がお前の事をしててな、よかったら、個人的に紹介してもらおうと思ってな。いひひ。はぁっ。そうじゃなかった。さっき、フィルからお前を知らないかって連絡があってな。たまたま、フィルがファム様が探してるっていうからこんな必至でさがしたんだからな。感謝しろよ。」


「ゼロ!ファムの連絡先知ってるか。」


「ふふふ。知らん!」


「当然か。お前が知ってるわけないか。俺もちょっと立て込んでいて今連絡とっても対応できないんだ。フィルにこっちから連絡するよ。ありがとうなゼロ。」


「だから、すぐに切ろうとするな。」


「まだ、何か用事があるのか?ゼロ。」

「少し厄介ごとがあってな。また今度相談に乗ってもらいたいんだけど・・・」


「遠慮すんな。貸し1あるゼロよ。なんかあれば貸しを追加してやるよ。」

「ありがとうカイトJr。心強いよ。あとモデルたちもよろしくな。じゃあな!」


「自分で切りやがったよ。用件はモデルかよ・・・そんなことないか。まずい状況になってなきゃいいが。あいつのことだ、後先考えず、すぐに敵のふところにもぐろうとするからな。命は大切にしないと娘が泣くぞ!」


カイトJrはゼロより、ゼロの一人娘の心配をしていた。なにせ、かつてカイトJrも親しかったゼロの奥さんの忘れ形見・・・愚直でまっすぐな単純男が射止めた奥さんはもうこの世にはいない・・・でも、ゼロは娘の為だけに生きているのであった。他人には、スケベで色恋沙汰が好きな若作りをした、ちょい悪な中年男に見せていたが、愚直ゆえにこのような方法でしか、上手く人と付き合えないからであった。もし、ゼロに何かあれば・・・・そんなことはないと、カイトJrは言い聞かせるのであった。


フィルに連絡をすると、エルフの王族が地球に訪問してると聞かされた。


「フィル、誰が来てるんだ。」


「今回は、ファムの上の第二王女様とお付きの元老の娘が見えてるんだカイトJr。今、ショウとジュドーが率先して地球を案内してるんだが、いまいち・・・・なんかあれば、異世界外交問題になるから。」


「フィル。心配性だな。あまり、気にしてもしょうがないぞ。」

「でも、君にも会いたいって第二王女がいってるから、そっちにいくかもしれんが・・・」


「今はここで待期しなきゃいけないんだ。フィルなんとか対応してくれ。」


「あ・・駄目かも・・・今こっちにゼロから連絡があったみたいで・・・そっちに行くようなこと言ってるぞ。」


「ゼロめ・・・俺が連絡するって言ったのに・・・ファムと話したかったんじゃないのか?」


「そういうことだから。また、連絡するよカイトJr。こっちも別の案件でたて混んでるからな。」


研究所の別室に待期して数時間がたった時、部屋ドアが開いた。

部屋にオーマ、サラにアバターBODYスーツを着た2人が入ってきた。

「カイトJrまたせたな。」

「何かあったんですか?オーマ様」


サラがさっと割り込むように話始めた。

「いたるところで戦闘になりそうだったから回避したつもりがとんでもないことになっちゃたのよ。」

「とんでもないこと???でも、そちらの2人はもしかしたら・・・ソフィア様と連絡をよこした方ですか。」


「そうよ。ソフィア様にイース様よ。」

「ソフィア様、ご不自由はないですか?イース様初めましてカイトJrと申します。何かされませんでしたか?」


「カイトJr。悪いイメージを植え付けるないでよ。オーマおじ様、いってやってよ。」


「ははは、今回はかなりやばかったぞカイトJr。」

「オーマ様何があったのですか。」


「カイトJr。簡単に言うと。捕獲した魂同士が合体し始めたんだ。ソフィアの力でそれを対応してたんだ。」


「ソフィア様!ご同志様たちは大丈夫なんですか?イース様教えてくださいませんか?」


どうやら、一部の魂は無事だったが、まだ安心できないので、仮想空間で安静にしなければならなく、大半の合体した魂は何らかの処置を今後しなければならないようだった。


大胆にもカイトJrが話をまとめ始めた。

「突然ですが、こうなった以上、ソフィア様。この地球で仮想空間での治療研究を合同でしてみてはどうでしょう。当然、あなたの民の中には優秀な研究者や医者がいるでしょから。」


「私の妹であればこの仮想空間での治療でもお役に立てるやもしれません。ソフィア様、私からもお願いします。」


「イース。将軍のお前がいいというならば、何か考えでもあるのか?」


「このようなことが、たびたび起これば、我らは滅びます。ましてや、竜人どもに狙われた我ら、地球側があちらと手を結ぼうなら、結果は見えてます。ここは、なんとか同盟関係を結んでおいたほうが良いと存じ上げます。」


カイトJrは感服した。

「さすが、イース将軍先見眼は大したものです。こちらもそれにお応えしなければなりません。実は、今回の古代の神様たちとの接触について竜人たちに話す機会を頂いております。もしよろしければ、このカイトJrを交渉人としてお使いしてはいかがですか。」


「我らの代理人とな。お前の命がなくなるぞ。」

「いやいや、交渉人で中立の立場ですよ。あくまで地球人ですからね。」


「いやいや、我らと竜人どもとは血塗られた過去があるからな・・・無理かもしれんぞ。」


「そうとはいいきれませんぞ。ソフィア様。現在この状況を見てください。うがった見方をすれば、地球人が竜人の代わりに多くの神々を討伐ないし、捕虜にしている状況にも見えます。竜人に地球人は貸しをつけた様にも見えるでしょ。偶然とはいえ。」


「そう考えると・・・地球人に対して腹が立つ気がしてきた。」

「怒らず聞いてください。イース将軍。地球側にも今回の過失をした責任の一端があると思ったので、共同治癒研究をお願いしたんですから。」


「そうだな、悪かった。こちらも、功を焦った結果が裏目にでてしまったんだからな。」


「どうか、竜人たちと仲立ちのお役を任せていただけませんか。ほんとにこの機に乗じて滅ぼされますよ。」


「選択しが尽きたようだな。我々にはな。イース将軍。」


「ソフィア様、カイトJrは私達の救世主かもしれません。信じましょう。」


「了解していただけますかソフィア様・・・」


と言いかけたところで、いきなり部屋に数名入ってきた。


「カイトJr来ちゃったよ~。ってこちらの方は誰?」

ファムがショウとジュドーの静止を無視して入ってきた。ショウとジョウドーは申し訳そうにあやまった。

オーマは緊張あふれた場面を壊した能天気なエルフのファムを見て大笑いした。


サラはブチ切れた様に怒り狂った。

「あんたたち、よくこの研究所のセキュリティーをかいくぐってここまでこれたわね。」


ショウは申し訳なさそうに指をさした。さした先にはフィクサーニックが立っていた。

「悪い、地球にとって異世界外交の一環だよ。こちらはエルフの国の王女方と御付の者でどうしてもカイトJrに合わせてくれと頼まれたんでな。サラ、こちらのアバターBODYスーツの御人はどなたかな?」


「ニック閣下ご無沙汰してます。つもるはなしもあるんですが・・こちらの方は・・・」


サラの言葉を遮るようにイースは立ちあがった。

「サラは私から説明しよう。よろしですか、ソフィア様も!」

「イース将軍まずはエルフの王女に教えてやれ!」


イースはアバターBODYスーツから本体を現した。それを見たエルフたちは失神寸前になった。

「なぜ・・・こんなところに精霊の神がいらっしゃってるんですか?カイトJrどういうことなのよ!」


「精霊の神??ってこのオリエントたちのこと?」

「何言ってんのよう、見てわからない精霊の神さまよ!!」

「でも、エルフって精霊と仲良しじゃないの?」

「すいません。精霊の神様。ホントわからないの精霊なんてものじゃないのよ。別格よ。別格!」

「精霊王みたいな感じかな。ファム。」

「鈍いわね。いうならばエルフは精霊王みたいといったらわかるかな。こちらは精霊の神様よ!」


アバターBODYスーツを着たままのソフィアはエルフに向かってやさしく話しかけた。

「エルフたちよ。我らの交渉人に緊急の用事でもあるのかな?もしかして、そこのエルフとカイトJrよ。親交があるのかな。」

「ソフィア様からかわないでください。今はあなた様方と会議中です。しかし、ニック閣下は地球連合国家の総帥と言われるほどのお方であり、その方があえてエルフの王族方をお連れになられたのには何かあるはずです。」


「感が鋭すぎるぞカイトJr。」


ニックは凄みを聞かせながら頭を下げた。

「聖オーマ様、実は私の方でも異世界での神々と接触を注視しておりました。今回はたまたま、エルフの王族方が見えましたので何かあるのではないかと思い、そしらぬように来ましたが隠せませんでした。お気を悪くしたら申し訳ありません。精霊の神々よ。よろしければ同席させてもよろしいですか。」


「食えぬ男よニック。エレメントよ。良いな。同席しても。」


オーマは有無を言わせぬように場を収めた。エルフの王族にも今の現状を伝えた。そして、今まで起きた、エルフと竜人との関係や事件・接触も精霊の神々に話した。それにより、竜人対策ともいえる一筋の明光がひらけた。


後はカイトJrに任せるだけであったが、ソフィアが突然アバターBODYスーツを脱ぎ捨てた。


「ファムとやら、お前に当分乗り移らせてもらうぞ。このアバターBODYは少し動きづらいのでな。」


といった瞬間、ファムの胸にソフィアの魂が吸い込まれた。次の瞬間、ファムの体が少し変化した。少し背が伸び胸が膨らみお尻もむっちむっちになった。そして、美しい顔が逆に童顔に見えるような可愛い顔になった。そして尖った耳は人間の耳と変わらなくなってしまった。


「久しぶりだな、この姿になるのも久しぶりだ。エルフどももし、ファムとやらに用事があるときは我は引っ込むから気にするなよ。イースもお前もそっちのエルフに入るがよい。」


「わかりました。ソフィア様。仰せのままに。」

ファムの姉、エルフの国の第二王女の体にイースが入っていった。少し、年齢も高くぽっちゃりとした体形が、引き締まった長身のモデルのような若々しい姿に変化した。


それを見ていたジュドーは落ち込んでいたのを気付き、ショウは合掌した。チ~ン


「ソフィア様ここにもう一人エルフがいるので、時空のハザマから妹を呼び寄せてもいいですか。」

「そのつもりよ。イース。早く呼びなさい。」


時空のハザマができると召喚したかのように別のエレメントが現れた。

「ララよ。このエルフに入れ!」


現れたエレメントはエルフの元老の娘に入った。しかし、今度は、少し背が縮み小学生みたいな感じに変化した。今度はショウが昇天してしまった。ポクポクポクチーン



「ソフィア様にお姉様参りました。始めて乗り移りましたが、これでいいですか?」


「はじめてにしては何とも幼いな。実はお前に地球人と共に治療研究をしばらくしてもらいたいんじゃ。」


「ソフィア様の命であれば喜んで!」


「詳しい事情や今後の研究等はこの地球人のサラに聞くがよい。」


カイトJrはなんでエルフに乗り移ったのか・・・ファムに乗り移ったのかわからなかったが、夜になり何となく知ることになった。昼も夜も絶好調なカイトJrの一日は今日も長かった。

ぼちぼち更新します。

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