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よくわかる日本の歴史 ~ただし、原始時代から日本にのみダンジョンがあったものとする~【第三部完】  作者: Mr.ティン
間章5 ~大平安魔人伝~

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【ここまでの登場人物紹介】大平安魔人伝編

平安時代編の小休止として、人物紹介です。

【平安時代の超人&魔人達】


源頼光:一人称は拙者。

摂津を本拠地とする清和源氏の嫡子として、清和源氏の中核となるために、父の満仲から厳しく育て上げられた。

現代で言えば委員長気質であり、生真面目かつ朝廷に忠誠を誓う。

ただし、恭順の意を示した者に対しては懐が深い。

口調はも堅物で真面目なもの。

愛刀は『安綱』。後に童子切の通称で呼ばれるようになる。

この世界では、過去の武士の例にならい、特に難易度の高い魔穴に潜って腕を磨く強者。

魔穴に入るうちに、誤って京の都の地下の大空洞への通路に入り込み、そこでとある鬼と運命的な出会いを果たす。

成長し出仕して春宮権大進などの役職に就くかたわら、清和源氏の発展のため、郎党となる臣下をあつめている。


源満仲:清和源氏の現在の頭領であり、頼光の父。

藤原純友の乱で功があった源経基を父に持つ。

厳格な性格だが、過去にある過ちを犯した事がある。


坂田金時:相模の国と駿河の国の境にある足柄の山に住む野生児 一人称はオイラ。

山野で暮らす山の民や、様々な動物の混人の血、そして過去に没落し都を追われた貴種の血が入っている。

性格は素朴で人懐っこい。

魔力が濃い霊地である山地で幼少期から暮らしているため、身体能力は超人的。

伝承の通りに、熊と戯れ相撲を取れる怪力と、熊にかまれても平気な頑強さを持つ。

野性的に過ごしていたが、うわさを聞きつけてやってきた源頼光に気に入られ、坂田金時の名を与えられ、源氏の郎党となる。


加茂忠行:晴明の師で、陰陽寮の長である陰陽博士。

非常に高い実力を持ち、晴明を各地の魔穴に連れまわしながら指導する。

式神として四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)を使役し、晴明にも様々な術や式神の運用法などを伝える。

かつて平将門が都で暮らしていた頃、交流があった。

将門が乱を起こしたことに内心後悔があり、晴明などの才能ある者を指導や支援するのはその表れ。

思慮深く誠実だが、公卿の闇にも動じないしたたかさを持つ。


安倍晴明:忠行の弟子であり、現在は補佐。

少年期から術師としての才能を見せたため、父である保名の伝手で加茂忠行の元へ送り出され、陰陽師としての道を歩み始める。

師である忠行に各地の魔穴や、山岳の霊地、都地下の大空洞などの神域魔境に連れまわされ、様々な神秘と触れ合い成長していく。

そして、式神として十二神将を使役するに至って、師から一人前であると認められ、晴明の名を与えられる。

一人称は、僕(童子丸の頃)と私(晴明となった後)。

性格は何事にも達観した天然タイプで、物事を多方面から見るタイプ。

目的に対して最短の手段を選ぼうとするところがあり、それが時として計算高さや狡猾さに他人から見られることがあるが、本人にその気はなく単に面倒なだけ。

好奇心は強く、また術絡みは特に興味を持ち、術の改良などに夢中になる凝り性な所がある。

師から学んだ符の扱いや、様々な術、十二神将や牛頭鬼・馬頭鬼等の多彩な式神の使役により、歴史上でも最高と言われるような陰陽師へと成長した。

一人前となった後も、忠行の補佐として経験を積んでいる。


銀狐の葛葉:美しい白銀色の毛並みを持つ化け狐。

金狐の玉藻とは義理の姉妹と言うべき関係で、時折妖術で連絡を取り合う仲。

玉藻と同じく、人の暮らしに興味を持っていたが、積極的には関わっていなかった。

四国の化け狸に化け比べで殺されかかったところを、空海に助けられる。

しかし同時に空海のような人の中でも強い者がもつ力に恐れも抱いた葛葉は、遠巻きに人を観察するばかりだった。

だが、その美しい毛並みは狩人の目を引き、狙われてしまうこととなった。

性格は慎重かつやや臆病 穏やかな生活を望むが、同時に受けた恩も恨みも忘れない。

その為、一度惚れ込むと暴走しがち。

また、化け狐の間の情報にも疎く、そのため、過去に人と狐が結ばれた事例があると知らなかった。

口調は生真面目そうなしっかり者のような口調だが、惚れ込んだ相手には語尾にハートがつきそうな甘ったるいものになる。

晴明の母であり、白銀の毛並みを持つ化け狐。

都に出た晴明を案じて、度々文のやり取りをしている。


金狐の玉藻:美しい黄金色の毛並みを持つ化け狐。

葛葉とは義理の姉妹と言うべき関係。

ただし、どちらが姉かは喧嘩の原因になる。

人間の暮らしに興味を持ち、奈良の都がある時代から度々人の姿に化け、人を化かしていた。

しかし、四国の化け狸に葛葉共々危うく殺されかかったところを空海に助けられ、人間の事を化かす対象からその暮らしぶりが気になるようになっていく。

そしてある時、都からきた貴族の娘の様子に憧れを抱き、貴族の姫として暮らしてみたいと考えるようになる。

性格は楽天的かつ派手好きで、装飾品や美しい着物を特に好む。

同時に、貴族的な恋愛にも興味を持ち、思わせぶりな言葉や素振りで男を惑わし、逆に男に惚れこむ事も。

現在は異国の姫かつ帝付きの女房として過ごしている。

晴明の事は遠目に見て関係を把握しており、甥のようなものと解釈しつつ深くは干渉しないようにしている。


安倍保名:摂津の国に地盤を持つ朝廷寄りの豪族であり童子丸の父。

実直で情に篤い性格。

和泉の国で葛葉と巡り合い、結ばれた。

都で過ごしたことがあり、その際加茂忠行と縁があった為、少年の頃から才能を見せた童子丸(晴明)を彼の元へ送り出した。


道満:播磨の国を中心に活躍する在野の術師にして、法師。

道満法師とも、住所から芦屋道満とも。

一人称は儂で、濃厚な関西弁で話す。

高い実力とそこからくる自信に満ちている性格。

術を利用し気ままに生きようとする自由人だが、矜持の無いものを嫌う。

猛禽を駆使した情報網から、東国から流れて来た道元たちが、将門に協力していた者と知っており、戦からも逃げ出したことを『矜持のなさの表れ』と断じる。

そんな者達が地元播磨でのさばろうとするのが許せず、道元たちを打ち負かそうとする。

陰陽師として多彩な術を使い、特に無数の猛禽を式神として操る術で、道元たちとの術比べにおいて圧倒する。

その後は峡などでも活躍し、広く名が知られるようになった。

その為、その名を騙る者さえ現れたようだ。


とある法師とその一門:将門に協力する異端の法師『道元』とその弟子たち。

仏像を操ることで怪異と戦う特殊な技術体系を作り上げている。

破戒僧的な者たちであり、将門に協力しているのは功名心などの世俗的な欲によるものだった。

道元の一人称は拙僧。

年老いた老人だが、外見も口調も脂ぎったうさん臭さがある。

史実には存在しない架空の存在。

その技術を用いて、等身大の将門の金属像を操り、戦場を優位に運ぶ。

そのため、平将門の乱は、史実よりも長引く形になる。

決戦の際、金属像が封じられた時点で行方を眩ます。

坂東からも去り、素性を消し密かに西国に紛れた。

逃れた先の播磨の地で再び土豪と結びついて活動しようとするが、播磨の地で急速に名を上げるある法師と術比べになり、これに敗北して失意の中斃れる。


酒呑童子:元は京の地下に住まう若き鬼だった。

京の都の地下の大空洞に住む、そこの維持管理を任された鬼達の中でも、変わり者の個体。

好奇心が強く、大空洞から地上に向かう通路を見つけ、そこへと入り込む。

そこで、地下へと入り込んで来た頼光を見つけ、種に与えられた使命として、頼光を追い払おうと襲い掛かる。

しかし、頼光の想定以上の力に敗退する。

その際頼光が落としていた消毒用の酒を飲んだことで、地上への興味を強く抱く様になる。

言葉は、地下の段階だと「ガアッ!」などの鬼たちの間だけで認識できるような鳴き声だが、思考は古風な京都弁。

地上に出た後は、人々の会話を学習して、話す言葉も京都弁になる。

大江山に住み、度々人里に降りては酒を奪うなどしている内に、山の民や人とは馴染めなかった怪異や混人、そして彼を追って地下からやって来た鬼などを配下に加えていく。

何より、自由であることを好む。


茨木童子:元は摂津に住んでいた怪異で、元は道元の弟子の一人であり、人間の女だった。

変化の術を身に着けており、道元の人形の外見を変えていた。

師が道満法師に負け、人里に居られなくなった事で彷徨う内に、鬼のような姿の怪異へと落ちぶれた。

偶然酒呑童子が酒造を襲う場に出くわし、その力に惚れこんでその配下となり、術者としての知見や自己や他人の姿を変える術で酒呑童子を大いに助けるようになる。

酒呑童子にとっての片腕格にして参謀。

口調は一人称が、『うち』の女性的な関西弁。

元は術師であるため、知識や知恵が回るが、執念深い。


熊童子・虎熊童子・星熊童子・金童子:他の、酒呑童子の配下になった者達。

熊童子は、熊の混人で、元から気性が荒く山賊のような者だったが、酒呑童子を手下にしようと襲い、逆に負けて配下となった。

口調は粗雑な乱暴者と言った感じ。

虎熊童子は、山猫の混人であり、大江山で山の民として暮らしていた所酒呑童子がやってきたため、自然に配下となった。

山猫の混人である為か、語尾に『ニャー』がつくが、そこを指摘すると怒り狂い暴れる。

その為に人里から追われ山の民となっていた。

星熊童子は、都の地下から酒呑童子と同じように地上へあこがれ本能に逆らって出ていた鬼。

地上に出たところを丁度酒呑童子に出くわし、仲間となった。

酒呑童子よりも年若く、まだ人の言葉も不慣れで『ガァッ』などの鳴き声でしか喋れないが、同じ鬼の酒呑童子には意味が通じる。

金童子は、茨木童子がつくりだした金属人形。

茨木童子がかつての師である道元の術を再現して、強力な部下として作り上げ、操っている。

人形である為、意思はなく言葉も話せない。


橘兼房:大江山近くに住む土豪であり、史実には存在しない架空の存在。

大江山の鬼の噂を聞き、彼らを配下にすることで朝廷に対して優位に立とうとす。る

名が知れた播磨の道満法師を招いたつもりだったが、その名を騙るニセモノであり、鬼たちを従えられず、返り討ちにあう。

命からがら逃げだしたこの豪族は、朝廷に酒呑童子の被害のみを報告し、朝廷に酒呑童子を討たせようと画策する。


道満法師のニセモノ:本名は不明。

式神の扱いや、怪異の使役などを行える術者だが、実はそこまで実力が高くない。

播磨の道満法師の名が広まった事で、その知名度にあやかろうとする抜け目なさをもつが、酒呑童子や茨木童子の力を見抜けなかった。

カラスなどの姿の式神や煙幕で視界を奪う術などでかく乱し、その隙に対象を自由に操れる呪符を鬼たちに張り付けようとする。

しかし、熊童子などは操れたものの、元々強大な魔力を持つ酒呑童子や元々術者である茨木童子には通用せず、その逆鱗に触れてしまう。

圧倒的な力で反撃され、更に道満法師を直接知る茨木童子に偽物だと看破されたあげくに、一時操っていた鬼たちに逆襲され、惨殺される。


蓮台野の土蜘蛛:記紀に登場する同名の怪異とは別の、しかし強大な力を持つ蜘蛛の姿をした怪異。

蓮台野の地下にある、人から忘れ去られた魔穴を根城にして、力を蓄えていた。

僧侶などの人の姿に変化も出来るが、全身い魔力をみなぎらせると巨大化し、各脚が大木のような太さの、大蜘蛛となる。

清和源氏として朝廷の命の下、多くの怪異を滅ぼす頼光を脅威に思い、眷属の毒蜘蛛などを使って頼光に呪詛をかけていた。

しかし、呪詛の最後の一押しをしようと、強力な怨念を込めた分身を送り込んだが、それを逆手に取られ呪詛返しをされ、苦しんでいる所を金時らに捕捉される。

最期は、頼光とその郎党と、忠行及び晴明の陰陽師達によって倒される。

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