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鉄と海の帝国  作者: 007
第3章 混迷

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第二次ミッドウェー海戦5

艦隊決戦はピークを迎えていた。大日本帝国海軍連合艦隊の超弩級戦艦群、超弩級戦艦扶桑級46センチ3連装砲4基12門・超弩級戦艦陸奥級46センチ4連装砲4基16門・超弩級戦艦常陸級48センチ3連装砲4基12門・超弩級戦艦越前級48センチ3連装砲4基12門・超弩級戦艦因幡級51センチ3連装砲4基12門・超弩級戦艦讃岐級51センチ3連装砲4基12 門・超弩級戦艦富士級55センチ3連装砲4基12門・超弩級戦艦天照級55センチ3連装砲4基12門・超弩級戦艦大和級58センチ3連装砲4基12門から、夥しい数の砲弾を放っていた。その斉射は各級8隻ずつ一斉に行われており、一糸乱れぬ斉射は大日本帝国海軍連合艦隊の練度の高さを示していた。

対するアメリカ合衆国海軍太平洋艦隊の超弩級戦艦群、超弩級戦艦ユナイテッドステーツ級55センチ3連装砲4基12門・超弩級戦艦モンタナ級51センチ3連装砲3基9門・超弩級戦艦アイオワ級48センチ3連装砲3基9門・超弩級戦艦サウスダコタ級46センチ4連装砲3基12門・超弩級戦艦ノースカロライナ級46センチ3連装砲3基12門から、必死の反撃となる砲撃を行っていた。

大日本帝国海軍連合艦隊合計72隻、アメリカ合衆国海軍太平洋艦隊合計58隻の超弩級戦艦による壮絶なる砲撃戦だった。だが大日本帝国海軍連合艦隊はアメリカ合衆国海軍の超弩級戦艦に対して、超弩級戦艦讃岐級以降は特殊装備を有していた。それは艦底補助舵・艦首両舷艦尾両舷旋回補助スクリューと両舷補助噴流機であった。

特殊装備の艦底補助舵は、全長が長過ぎる為に主舵と副舵では旋回半径が大きくなる為に装備され、それは艦首両舷艦尾両舷旋回補助スクリューも同じである。そして艦首両舷艦尾両舷旋回補助スクリューを用いる事で巨大戦艦でありながら、戦車の超信地旋回と同じようにその場で向きを変える事が可能になった。両舷補助噴流機は戦闘等の緊急時に増速する時の補助として、加速させる為のウォータージェットであった。

それにより砲弾が誘導弾では無い以上未来位置を予測した偏差射撃である為に、大日本帝国海軍連合艦隊の超弩級戦艦讃岐級以降は艦首両舷艦尾両舷旋回補助スクリューと両舷補助噴流機を、アメリカ合衆国海軍太平洋艦隊の超弩級戦艦が砲撃するとその特殊装備を始動させた。

それはアメリカ合衆国海軍太平洋艦隊の度肝抜くものだった。艦首両舷艦尾両舷旋回補助スクリューにより直進していると思えば、いきなり針路変更を行うのだ。両舷補助噴流機に至っては満載排水量数十万トンの超弩級戦艦を40ノット以上にまで、一時的に加速させるのだ。その変則的な機動にアメリカ合衆国海軍太平洋艦隊の超弩級戦艦群は、まともな命中弾を出せなかった。

それに対して大日本帝国海軍連合艦隊の超弩級戦艦群は真空管を使用した初期型の電算機を搭載しており、急機動を行ったとしても砲撃諸元を即座に再計算可能だった。

これにより砲撃戦はある種一方的なものになっていった。それに加えて大日本帝国海軍連合艦隊は打撃巡洋艦愛宕級も艦隊決戦に参入し、主砲口径の小ささは速射性で補う砲撃を開始した。



そして砲撃戦開始から2時間後、アメリカ合衆国海軍太平洋艦隊は超弩級戦艦の半数を撃沈される被害を出し、撤退を開始した。残る半数も良くて中破という被害であり、軍事用語上の全滅状態だった。

それに対して大日本帝国海軍連合艦隊は最悪で中破であり、撃沈された超弩級戦艦はいなかったが超弩級戦艦群は大なり小なり被害を受けていた。だが大日本帝国海軍連合艦隊は被害の大きな超弩級戦艦を撤退させただけであり、作戦行動可能な艦隊はミッドウェー島奪還作戦を開始した。

こうしてミッドウェー島には大規模な艦砲射撃が行われ、揚陸作戦艦隊により陸軍が揚陸を開始し奪還された。

そして大日本帝国海軍連合艦隊第1艦隊の司令長官は、大日本帝国本土の皇軍統合作戦司令本部に作戦成功を連絡したのである。

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