再び!?
俺たちは賭けで勝ったお金をもらい宿に戻っている途中だ。
「今回はどれだけ儲けたんだ?」
「5万ユルが220万ユルになりましたよ」
すごっ!!44倍になっちゃったよ。母さんから貰った資金が増えてよかったよ…あれで負けてたら一文無しだったしな…
「まぁいい感じで儲けれたな」
「ふふ、そうですね。今日のご飯はどうしますか?」
「そうだなー…宿のおばちゃんに聞いてみるか」
「わかりました」
宿に戻るとやけに中が騒がしかったのでおばちゃんに聞いてみるか
「おばちゃん、何があったんだ?かなり騒がしいけど」
「そうだねぇ…一番左側の奥の席に座っている子がねいい評判じゃないからみんなが嫌がているんだよ…私からしたらお客だから無下に扱えないしねぇー…」
俺はおばちゃんの言うとおりの場所を見てみると、さっきの赤毛の狐族の人だった。
「なんでここにいんの!?」
「ハクヤ様、ここは話し合いをするべきかと」
確かにな…俺も仲間にしたいと言った以上ちゃんと話し合うか…
俺は赤毛の狐族の所に行き向かい合うように座った。
「よう、さっきぶりだな」
「…っ!?ふぁぜ、ほまへが!?」
「口の中のものを飲み込んでからしゃべれよ…」
ちなみにさっきは「なぜ!?おまえが!?」と言っていた。
「おれはここの宿に泊まっているからな。あんたもここの宿泊者か?」
「…違うわよ。ご飯食べに来ただけよ」
「なるほどな…さっきの話を覚えているか?」
俺がそう言うと急に目つきを変えて睨み始めた。
「わたしは仲間なんて必要ないわ。邪魔になるだけよ」
思ったより強く否定されたな…どうしたものか…
「…ねぇ、『九炎』をどこで知ったの?」
「ん?あぁ、俺は鑑定持ちだからほとんどわかるんだぞ」
「なるほどね…つまり私のスキルとかもうばれてるってことね」
「そうだな。だけど、あんまり使わないようにしているがな」
急に驚いた顔になったけどどうしたんだ?
「…意外ね。鑑定持ちなら多用すると思ったけど」
「頼り過ぎるといざって時に、情報に振り回されるかもしれなからな」
「良い心構えね」
「ありがとよ。それじゃ詳しく聞くけど、『九炎』ってどんなスキルなんだ?」
「鑑定もちのあんたには説明するしかないか…」
俺は鑑定を使い赤毛の狐族のステータスを見た。
名前 ホムラ
種族 狐族(九尾)
職業 冒険者
レベル 138
HP 7000/7000
MP 10000/10000
攻撃力 4200
防御力 4900
魔攻 120000
魔防 100000
素早さ 80000
運 3
魔法適正
なし
スキル
九炎・火炎操作・九尾化・大剣術・神気
加護
炎神
こう見ると魔法の方に振り切っているよな…
「なら、言うけど私には3つのオリジナルスキルがあるわ。それは九炎・火炎操作・九尾化ね」
「書いてあるな」
「九炎は九つの色の炎を操ることが出来る。赤、青、黄、橙、緑、紫、白、黒ね」
今、言った色だけだと…
「それだと8つしかないぞ?」
「もう1つは無よ。見えない炎って言った方が分かりやすいかもね」
「すごい技だな…炎はちゃんと扱えるのか?」
「…正直に言うと赤と青しか使えていないわよ。だから、九つ全部扱えて初めて九尾化ができるのよ」
「つまり、九尾化は9色の炎をちゃんと扱えないとダメってことか…」
「…そうよ。って私なんでこんな奴と真面目に話しているのよ!!」
急に頭を抱えて騒ぎ出したけど、やっぱり面白い奴だな。
「俺の名前言ってなかったな。俺はハクヤだ」
「メイドのマイでございます」
「ホムラよ。仲良くなんかしないけど!!」
そこまで、反対しなくてもいいじゃないかよ…
「まぁホムラも話したし、俺らの事も少しは話すか」
「そうですね。仲良くなりたいなら互いのことを知るべきかと」
「あんたたちとは仲良くする気ないって言ってるんだけど!」
「ハクヤ様からお話しください」
「ちょっと私の事は無視!?」
1人でギャーギャーうるさいぞ。まったく…
「なんで、私がこんな批難されてるような目で見られているの!?」
「…気のせい…じゃないな」
「そこは気のせいって言いなさいよ!!そしてメイドもなんか言いなさいよ!」
「店内ではお静かに…」
「それを聞いているんじゃないわよ!!」
ほんとにこいつはイジリやすいぞ。なんでもツッコんでくれるし。
「騒ぐのはいいけど外で騒いでくれ」
「だれのせいでこうなっているのかわかってる!?」
「俺たちだな」
「ウガーーーーーーーーーーー!!!!!!」
頭を抱えて騒いでいるけど楽しい奴だな。よくこんなに騒げるものだな。
「それで、はっきり言うが俺たちもオリジナルスキル持ちだ」
「…え?」
あんなに騒いでたのに急に静かになったし…
「…どういうこと?」
「どうもこうも。俺はエネルギー操作でマイは神器作成と神器操作だな」
「…どうしてそんなことを?」
俺は真面目な声のトーンで話した。
「俺は最強のレギオンを作ると決めた。だけど、ただ強い奴ならわんさかいるがそれいつらを誘うのは嫌なんだよ」
「…どうしてよ?」
「つまんないだろ?それに仲間が全員誰にも真似できないような技を持っている方が面白いしな」
俺がそれを話すとまた睨まれた。
「結局あんたも私の力を目的なのね…」
「確かにそれは否定しないぞ。だけどな…」
「だけどなによ?」
俺は立ち上がり力強く言った。
「ホムラの事を気に入ったからだ!!力とかは関係ない!だから仲間にしたい!!」
俺がそう言うと、ホムラは俺を睨んだまま見つめてきたので、俺も目を逸らさず見つめ返した。
「…………わかったわ。あんたのことを信じてみるわ。だけど、条件が一つあるわ」
「なんだ?」
「明日、私と一緒に依頼を受けなさい。そこで判断するわ。今は仮ってことで」
「あぁいいぜ。俺のこと認めさせてやるよ」
「なら、そういうことで」
ホムラはまたご飯をたべはじめたので俺たちも、注文することにした。
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