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ハクヤとアリシャ

俺とアリシャさんはやけに静かになった会場ではなしていた。


「おい…メイドの嬢ちゃんのあの技はなんなんだ…?」

「秘密だな。簡単に言っていいものじゃないし」

「ということは、ハクヤもあれ以上の技を持っているのか?」

「さぁー?それは戦ってからのお楽しみにしとこうぜ」


俺は適当に流した。こういうのは秘密にしといたほうが有利だしな。


「それじゃそろそろ行くぞ。ハクヤ楽しましてくれよ」

「善処する」


俺とアリシャさんはフィールドに向かって行くと、戦いを終えたマイとすれ違った。


「ハクヤ様、無事に勝ちました」

「おめでとう。それじゃ俺も勝ったら賭けで勝ったお金でいいもの食べようぜ」

「ふふ、楽しみしときます。怪我には気を付けてください」


そんな短い会話をすまし、自分の立ち位置についた。


「ハクヤ!今回だけは最初から全力でいかしてもらおう!!」

「…そうか、なら俺も本気になるか!」


俺は夜黒一刀を抜き、神気を体全体に纏い構えた。


「刀使いか!私もちょっと変わった武器を出すか!」


アリシャさんは斧を取り出したかと思うと、急に斧が大きくなった。


「えっ!?2メートルぐらいの斧ってデカいし重すぎるだろ!」

「ふははは!!こいつは気を込めると大きくなるんだ!」


うわー母さんと同等レベルのチートだろ…


「私の一撃を受け止めてくれよな!!」


思いっきり斧を振りかぶりながら俺に向かってきた。


「逃げるなよ!!」


俺の頭上に大きくなった斧を振り下ろしてきたので、俺は刀を左手だけでもち受け止めた。


「片手だと!?」

「このくらいは余裕だけどな」

「ふははは!面白い!さすがレミリアの息子だな!!」


笑いながら俺と距離をとった。


「アリシャさんってかなりの戦闘狂?」

「私は酒と戦いが好きな人さ!」


これは…本当に戦闘狂だったな…母さんより遥かにめんどくさいぞこの人絡むのは。


「さっさと終わらせて良いですか?めんどくさいんで」

「舐めるなよ!これでもギルドマスターだから簡単に倒されるわけにはいかないんだよ!行くぞ!!」


は、速い!?さっきの突っ込んでくる速さより遥かに上だし、あの斧を持ってこのスピードは反則だろ…ってヤバ!斧を頭上から振り下ろしているし!


「うおっ!?あぶな!!」

「チッ!」


舌打ちしたよ!?ちょっと今の殺す気だっただろ!!俺の体が縦に真っ二つになりそうだったし。


「なら、こっちもアリシャさんを殺す気で行きますよ」

「来い!!」


俺は神速でアイシャさんの目の前に行き、刀を首元めがけて斬ろうとした。


「甘い!!」


―――――――――キンッ!!!


俺の刀は斧で止められていた。


「これを使ったのはいつ振りだろうな!」

「今、何をしたんだ?完璧に俺の速さに追いつけていなかったはずだが…?」

「簡単な話だぞ?未来を見ただけだ。私の目は魔眼の一種で5秒先の未来を見ることができるんだぞ」


未来か…これは厄介だぞ…


「めんどうなものを使いやがって…」

「ふははは!まぁ私にこの『未来眼』を使わせた時点で、昇格は認めてやるぞ」

「それはどうも。それより覚悟しとけよ。こっからは俺は手加減なしだ」


俺は覚醒を初めて使った。


「ん?なんだそれは?」

「そっちもタネを明かしてくれたから言うが、覚醒ってスキルだ。どんなスキルかはあんたの目で確かめな」


俺は、あえてさっきと同じアリシャさんに一瞬で迫り首元めがけて斬りつけた。


「…ッ!?くっ!?速い!?」


なんとか横に跳び俺の攻撃を躱したアイシャさんは未来眼で見た俺の頭上から斬りつけようとする攻撃を防ごうと斧を頭より高く持ち上げたが、俺はそこでフェイクを入れ、刀を手放した。


「な、なんだと!?」


驚いているアイシャさんに向かって、がら空きになっている鳩尾に向かってエネルギー操作で拳の力を増幅させて、拳をぶち込んだ。


「吹っ飛べやーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

「ぐはっ!!!!」


アイシャさんは壁まで吹っ飛ばされ立ち上がることが出来なかった。


「これでいいだろ。まぁ母さんと同じくらい強かったな…」

「ふっ…私の負けだ。久しぶりに負けたな」


そう言っても意識ある方がすごいぞ。結構力込めたしな。


「勝者ハクヤ!!!」


審判が告げると同時に会場はまた静かになった。










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