ギルドマスター
俺とマイは宿を母さんの地図を頼りにしながら進んでいたが…
「今度は十字路を5つも端折りやがって!!書くならちゃんと書いてくれよ!!ほとんど地図の役割果たしてないし!!」
そう、今回も地図が簡略化されていた。
「武器屋に行くときは十字路がなかったし、一本道だから迷う要素がなかったが道が複雑になるとダメだな…」
「…仕方ないですよ。奥様にも苦手なものが1つや2つぐらいありますよ」
「それが地図を書くってことかよ…」
まさか、なんでもできる母さんが地図を書くのがダメだったなんてな…ちょっと驚きだな。
「それより今はまだ昼ですけど、さっさと部屋を確保して1つでも依頼を受けましょうか」
「そうだな。昼ごはん食べて夕方くらいまでに簡単な依頼でも受けるか」
「んじゃ、母さんの地図はここっぽいし入ろうぜ」
俺とマイは宿屋『やすらぎ』に入った。
「すいませーん」
「おや?お客さんか?」
カウンターにいたのは元気が有り余っていそうなおばちゃんだった。
「はい、ふたへy「一部屋で二人泊まりたいのですが大丈夫でしょうか?」
「恋人かい?もちろん大丈夫さ!」
「では、そこでお願いします」
あれ?二部屋でバラバラに泊まるはずだったのになんか一緒になったけど!?
「ちょ!?マイ!?二部屋でいいんじゃないか?」
「いえ、お金は少しでも節約した方がいいので、一部屋にしました」
「お、おう…そうだな…ってマイはいいのかよ!?」
「ハクヤ様のお世話もありますので。それに恋人なら普通ですよ」
そ、そうなのか?なんか俺流されてる?
「では、行きましょう」
「えっ?うわっ!?」
俺はマイに腕を握られて、部屋まで引っ張られた。
「ベットと机しかしないが悪くない部屋だな」
「そうですね。宿も取れましたし、お昼ごはんにしましょうか」
「そうだな」
おばちゃんの所に行くと水色の髪をした人とおばちゃんが仲良くはなしていた。
「すいません、お昼ごはん食べるんですけどおすすめとかってありますか」
「ん?さっきの坊やかい。それなら、2軒隣先の『ヤキニク亭』って所がおすすめだよ!肉を中心にした料理でおいしいし、安いからね」
「ありがとうございます」
俺はおばちゃんに聞いた場所に向かおうとすると、声をかけられた。
「そこの少年、私と勝負をしないか」
水色の髪で、体付きはエロく顔も大人っぽい感じでいいんだが…なんで勝負?それより誰?
「まぁそんな警戒するな。私はこの街でギルドマスターをしているアリシャだ!」
そんな叫ぶように言わなくてもきこえているから。ってギルドマスター!?
「俺の名前はハクヤだ。後ろにいるメイド服を着ているのはマイだ。ギルドマスターってのは本当なのか?」
「ギルドマスターは本当だぞ。なんなら、これを見せてやる」
俺はアリシャさんから投げられた冒険者カードを見てみると確かにギルドマスターって書かれていた。
「それで、勝負は受けてくれるか?」
「それより、母さんから手紙を預かっているので渡しておきます」
俺は手紙を取り出すとアリシャさんに渡した。
「ん?これは…」
中身を読んでいるが徐々にアリシャさんの目が見開かれていく。
「ハクヤはレミリアの息子だったんだな」
「あぁ、差支えなければ手紙の中身はなんて書かれてたんだ?」
「ハクヤを頼むってことと、ランクはDスタートにしてやれで内容は半分だ」
「半分?」
「残りは親ばかな内容だ」
母さん…最近、母さんに対する印象がだいぶ変わったよ…
「どうした?そんな遠い目をして」
「いや、なんでもないです。それでどうするんですか、勝負」
それを言った瞬間にアリシャさんはニヤリと笑みを浮かべた。
「するに決まっているだろ!私を認めさせるほどの実力があるならDランクにするぞ」
「へぇー…なら、その勝負受けますよ」
「メイドの嬢ちゃんはどうする?」
「私も受けさせていただきます」
「なら、二時間後ギルドで待っているぞ!」
そういうと、足早に去っていった。
「んじゃ、昼飯たべて勝負に勝とうぜ!」
「はい。私も負けませんよ」
二人仲良くお昼ごはんを食べに行った。
マイのキャラが崩壊しています…orz
もうちょっと可愛らしく書きたいな…
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