↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に呼ばれた僕は姫様を食べるようお願いされた。  作者: まなみ5歳


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2719/2740

ナビゲーションピクシーの丸洗いと勇者

食休みの後、お風呂へとなだれ込んだ僕たち。


「ちょっとじっとしててね…」


油まみれとなったナビゲーションピクシーを泡だらけにしてぬめりを取ることにしたのだが、なんというかいたいけな少女を弄んでいるような気がしてならない。


当人はなすがままとなっているが…。彼女は自前のレオタード、これはどうも魔力で生み出したものらしいが…本人は浄化の魔導があるので洗わなくても良いというが、見た目が非常にヤバかったので手洗いをすることにした。


「勇者さま、ナビゲーションピクシーさんのお世話なら私共にお任せください!」


洗っている途中の彼女を姫さまに奪われてしまったのでやることが無くなってしまった。


「あ、あの。よろしければお背中を」


本日連れ帰った違法借金奴隷のパトラさんがお風呂場に現れた。


村の場所によっては湯船につかる習慣が無く、いろいろと混乱を招く原因となるのだが彼女はきちんと浴衣となるセパレートの水着を着ているし、お風呂の入り方も分かっている様子。


もしかすると炭の村というだけあって燃料には不自由せず、頻繁に湯につかることがあったのかもしれないが今尋ねるのはどうかと思ってあえて聞かないことにした。


姫さま達はナビゲーションピクシーに気を取られている様子なのでパトラさんにお任せを。


ちなみに彼女は夕食前に一度派遣メイドさんが手伝ってお風呂に入っていただいているが、流れで同席してもらうことになった。


なんというか手つきがたどたどしい。


今まで人の背中を流すような機会も無かったのかもしれないが、ならばどうして僕の背中を流すと言い出したのか。


「村長がご主人様の体を洗うのも奴隷の務めだと…」


また村長か!


吹き込むならもっと有意義な事を言えばいいのに、どうしてそっち方面ばかり知識を与えたのかが謎なんですが。


街に出ればそういったお店もあるらしいがあいにくと行く用事は無いので。


「ちょっとその村長さんに文句を言いに行くので後で村の場所を教えてください。あ、パトラさんはうちにいていただいて構いません。」


いろいろと思うところがあるので炭の村へと一度乗り込もうと思う。


後、借金奴隷として村人を送り出す際は管轄する管理貴族への届け出が必要となるのだが、おそらくそれすら行っていないと思うのでその確認も含めて。


「もふもふさまじゃー」


「こやあああ!」


僕の背中を流していて無防備となっていたパトラさんのおしっぽさまにユークレスさんが飛びついてきたようだ。


全く、加減という言葉を知らないと言いますか。それを見ていたココナは身の危険を感じたのか自分のしっぽを抱えて浴室の隅へと逃げて行った。


---


「そんなわけで近々大規模なガサ入れを行う事になりまして…」


「そもそも小僧の仕事ではなかろう。マッスルキングたちに任せればよいものを」


「何と言うか無関係な気がしませんので。特に大教会が絡んでいるので」


いつものようにやってきた境界の地。


十六夜さんの股下トークは本日ちょっと長めとなっている。


いつもならすぐに追い出されるのだが、今日は3分ほど滞在中。


「益田、そのまま動くな」


社長が声を掛けてきたが一体何事か?


頭上の十六夜さんが移動し、水色のしまぱんが視界に納まった。


「益田はこれが好みらしいと聞いておるが間違いないか」


ちなみにしまぱんの主はアリスちゃんらしい。


「どこ情報ですか?あとアリスちゃん。無理しないでね…」


「無理はしていません!自分の意志です!」


年頃の娘さんがどうしておぱんてぃらさまを見せつけてくるのか謎で仕方ないのですが。


ログインボーナスが2つに増えたと思えばよいのだろうか?


これ、うちの子に広まったりしないですよね?


「せ、先輩!わたしのも見てください!あ、ちょっと替えてくるので待っててください」


ひなちゃんまでおかしくなったか?


バーゲンコーナーには多種多様なおぱんてぃらさまが並んでいるので。


すけすけの紫のやつとかだれが履くんだろうかという感じですが。


いつまでも横になっているわけにはいかないのだが、お腹の上にだれかが載っていて体を起こせない。


---


「勇者さま!パトラさんへの口上終わりました!」


ゲストルームに寝かせたはずの彼女はやはりというか精神転移に巻き込まれて境界の地へとその姿を現わしていた。


「勇者様、ここは一体…たしかお屋敷のとても良い部屋に案内されて…」


「ここは夢の中だと思ってください。夢の割に妙に現実的だったりしますし、多分起きても覚えていると思いますが…まぁ気楽に」


境界の地の説明はいつもこんな感じになってしまう。


ミドリたちも境界の地での出来事は割と鮮明に記憶していたようですし、パトラさんも多分そうなるだろう。


「勇者さま!パトラさんの歓迎会を開こうと思います!」


毎晩歓迎会ですよね。これも何回言ったか分かりませんが。


「今夜はビュッフェ形式にしますか?」


ちょっとカレーを食べたいなと思ったので。ホテルのカレーってなんというか独特の味わいがあると思うんですが。


元は業務用のルーを使っていると思うのですが、大量に調理すると何故かおいしくなる理論が働くようで。


十六夜さんの所での滞在は短時間で済ませ、ななや旅館へ向かうことにした。


姫さまとしては新入りの方に僕の実家や神社のモックアップを紹介したいらしく、途中下車が長くなりましたけれど。


初見で僕の実家を見せられる人の気持ちもちょっと考えてほしいかなとは思いますが。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本作品を気に入っていただけましたら是非クリックをお願いします
(そのまま投票となります。一日一回有効)
↓
小説家になろう 勝手にランキング

ツギクルバナー
評価、リアクションを頂けると作者が喜びます!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。