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異世界に呼ばれた僕は姫様を食べるようお願いされた。  作者: まなみ5歳


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セントラルキッチンの代表者にフルダイブセットを送る勇者

「ただいま戻りました…あれ?アカネさん?」


膝枕担当はアカネさんでした。


もしかして初めてですかね。それとも僕がどこかに飛んでいる間に担当したことがあるのかな。


「あー。そういえばこの前の宴会、お姉さん参加されなかったんですよね」


「用事があったらしくて…残念だったと何度もメッセージが届きましたけれど」


アカネさんのお姉さんも境界の地には何度か訪れている。そしてライスリッチフィールドにも。


彼女のところにもヘルメット型のダイブマシンが届けられており、来ようと思えばいつでも境界の地へ、そしてライスリッチフィールドへも来られる。


先日のクロツキテクノロジーとの合同宴会にもお誘いしたのですがどうしても外せない用事があったらしく。


お姉さまもアカネさんと同じく重度のモフラーであり、主にお子様をもふもふしていらっしゃる。


中でもお気に入りはコーガ領の豆忍者達。


境界の地で顔を合わせた際には別人のようになるのでちょっと怖いんですけれど。


宴会についてはほぼ毎日開催している感じがあるので都合がつくときにお呼びしようかと思いますが。


夕べの肉の宴にもコーガの皆さんをお誘いして出席していただきましたが。


のんべいの中には当然キクさんも居たのですが、それほど絡まれなかったのは何故だろう。


いつもならお酒が入ると僕に体重を預けてくたっとした感じになるんですが…。


姫さまから何か注文が入ったのかもしれない。


ただ、姫さまの忠告を守る人ってあまり居ないんですよね。特にシロさんとか。


「サブロー呼んだかにゃ?次はシロが膝枕するにゃ」


「今日は多分大丈夫ですかね。また明日お願いします」


サブロニアやファンタジー世界側からの呼び出しが無ければ大丈夫だろう。


---


お昼はお屋敷に戻り、ミートパスタ風のキシメーンを頂いた。


きしめんではなくキシメーンというのだそうで。


ことばのちからのバグかなと思ったのですがその昔、みっちゃんさんが伝えた料理らしく、発音は正しいという。


僕のお皿だけ三人前くらい盛られていたんですけれど。


やはりセントラルキッチンの代表者とは一度話をしなくては。


いつぞや予定を入れていたのですがこちら都合でキャンセルをお願いしたんですよね。


毎度のことながら緊急事態が多くて。


あちらの代表者の方も毎日激務をこなしていらっしゃるとの事でしたのでスケジュールの調整もなかなか難しく。


次回はひと月後をめどに。というか境界の地に来てもらえばそれで問題は片付くんですが、接続深度(シアー)をはからないとならないので。


いっそのことダイブ用のゴーグルと謎ノートPCをお送りしてぶっつけ本番で試してもらうのも手かもしれないですが。


そうと決まれば話は早いほうが良い。


オパール王妃に一旦相談をして境界の地おまねき作戦を実行することに。


---


そんな訳で隠密メイドさん経由でフルダイブキットの送付が完了した。


機材はセットアップ済みでゴーグルさえ掛けてもらえれば問題ない。


ゴーグルだけでもダイブは可能となっているが、接続深度(シアー)が低い場合、謎ノートPCで信号強度をアップするよう改良してある。


その辺は接続してからのお楽しみという感じですが…。


ちなみにサブロニアとファンタジー世界で渡してあるゴーグルもスタンドアロンで起動可能なものとなっている。


三人とも問題なく境界の地に来られたので謎PCによるブーストは不要。


みなさんお忙しいと思われ、毎日は顔を出せないと思いますがお見えになられたら出来る限りのおもてなしをしようかと。


かといって毎日宴会では飽きてしまうと思われますが。


魚と肉をやったばかりなので今夜は自粛しようかと。


普通に温泉に浸かって冷たいものをいただく程度でも充分にたのしめますし。


セントラルキッチンの責任者にお送りする機材のセットアップなどを済ませてかひーを頂いていたらすまほーちゃんからアラートが発せられた。


『次元振動を確認。至近距離で魔力反応増大』


突然目の前に握りこぶしほどの光の玉が出現し、それはあっという間に人の形となる。


「おにいちゃん!」


---


「未来、もう学校終わったの?」


「おにいちゃんとおでかけたのしみだからいそいでかえってきた!」


「危ないから気を付けて帰ってきて…」


幸いというか小学校までの道のりに大きな道路を横断するような場所は無いのだが、通学路とはいえ車も走っていますし…。


今日の妹さまはねこみみメイド服を纏っていらっしゃる。


これ、ひなちゃんが用意してくれたんだろうか?


「みきちゃんいらっしゃい!」


「しるふぃーるおねえさんこんにちは!」


姫さまとハグする妹さま。


「社長達を呼ばないと…」


妹さまは何故か自力でこちらに飛んでこられるのだが、他のメンバーは一度境界の地へ迎えにいく必要がある。


短い時間なので膝枕要員は不要なのだが何故かシロさんがそわそわと。


とりあえずシロさんに隣に座ってもらい、肩を借りることに。


---


「しかし、いつ来ても不思議な場所だ…」


境界の地でスタンバイしていた社長とひなちゃん、かもねぎコンビを連れてライスリッチフィールドへと戻ってきた僕。


何度かこちらを訪れている社長、興味深そうに屋敷の中を見回している。


日中にこちらに来るのは初めてだったかな?


薫先生はお昼休みに来ていただいたことはありますけれど。


「社長、早速ですが宇宙船のある場所へご案内いたします」


「場所は?」


「王城を出てすこし離れた場所にあるゴーレム研究所です」


「ゴーレム研究所!」


何故かゴーレムに反応する社長。


直接見てもらったことってなかったような。


移動手段はアヒルちゃん連接バスで良いかな?


今の時間人通りも多いので空を移動する事に。

今日の更新が遅くなり申し訳ありません。

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