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異世界に呼ばれた僕は姫様を食べるようお願いされた。  作者: まなみ5歳


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あたためちゃんに目を付ける精霊女王と勇者

電子レンジ、違った、あたためちゃんは一度キューブ化し、複製を行って台数を増やしておく。


まずはお屋敷に5台、オパール王妃の執務室に2台ほど設置を。


そういえば電子レンジを使った料理本とかあったよなと思い、さいせいくんRXにダウンロードしてみなさんに見ていただくことに。


ちなみにダウンロードした書籍は児童的・・・にこちらの言葉に翻訳されるしくみだ。


この辺のエンジンは双子がチューニングを行っているので児童的・・・


翻訳出来ない言葉はそのままの読みで表記されることになるのですが。


「酒の肴も出来るのか!」とユークレス王妃が目を丸くしてます。


調理時間の短縮につながるのならセントラルキッチンにも導入したいとオパール王妃が。


その辺はテストを行うのと、今はハイパワーのあたため機能しかない為出力可変型のあたためちゃんを作る必要がある。


そういえばセントラルキッチンには顔を出したことが無いんですよね。


調理現場に雑菌などを持ち込んでは行けないと思い、自粛していたのですが。


数日以内にキッチンの責任者と面談する場を設けたいと王妃から言われ、特に断る理由も無いので承諾しておく。


王妃の執務室へのあたためちゃん設置は夕食後に行う事となった。


本日大量に買い込んできたおいもさんを執務室へ持ち込み、酒盛りをするという話でしたので。


シロさんにはジョッキ3杯をきちんと守っていただかなくては。


---


お屋敷では基本的にあたためちゃんの出番は無いと思われたのだが、とある方に目を付けられた。


買い食い女王ことマイアさん。


日中、ふらりと出かけては屋台村に顔を出し、僕のお財布を使ってコナモンを買ってくるのだ。


「電子レンジか!これがあればコナモンを少々買い込んでも問題ないな」


前々から電子レンジが欲しかったというマイアさん。まさかこんな簡単に作れるものだとは思っていなかったらしく。


ちなみに何で電子レンジを知ったのかと尋ねたら動画サイトのコナモン専門チャンネルらしい。


冷めてしまったたこ焼きの温め方の解説とか…いったい何処の層に向けた情報なんだろうかとちょっと考えてしまう。


マイアさんがうちにいた頃にも電子レンジはありましたが、基本台所にはあまり入ることが無く、おまけに未だに全ての記憶が戻っているわけでは無いので忘れているのかもしれない。


「夕食に響かない程度にお願いします」


「余ればメイド達の土産に持たせるようにしておるから問題ない」


いや、問題大ありでは?


夜中に高カロリーのコナモンとか若い女性に食べさせるなんて…。


そういう僕もメイド寮にコンビニ自販機を置いたりしたのですが。そういえば使い勝手とかヒアリングしてなかったですね。


また日を改めて聞きに行くことに。まだ教材も揃っていないので学習の場としてもスタートできる状態では無いんですよね。


お屋敷にあたためちゃんの設置などをしていたら夕飯の時間となってしまった。


---


派遣メイドさん達にもあたためちゃんの紹介を行い、冷えてしまったおかずの温め直しが出来ると説明。


たまに保管箱へ戻し忘れてお肉がつめたくなってしまうことがあるらしく、そういった時は遠慮せずに使っていただくことに。


お屋敷の保管箱は時間滞留型となっており、温かいまま、冷たいままを長時間維持可能だ。


温度をキープするだけで冷やしたり温めたりという機能は無い。


冷やす場合は冷凍庫のようなものが存在し、主に肉や魚を運ぶのに使われるが込められる魔力量の関係で最長2週間ほどがリミットとなっている。


今度公開する保管箱は時間滞留型となり、試作品では約3か月間鮮度を維持できるよう調整を実施。


時間の完全停止が難しいのと内部の時間を遅らせるのに指数関数的に魔力を消費すると双子から聞いている。


リアル3か月を3日に抑えるのと、1日に抑えるのでは使用される魔力量が桁違いだそうで。


この保管箱の運用には専門の魔力補充士が付き添うか、この前作ったポータブル電源を使うか後は遺跡で見つけた液体燃料も使えるようにすると。


まずは商業ギルドで使い勝手を確かめてもらい、問題点を抽出して何度かフィードバックを行ってから試作品をレンタルする予定。


当然今までの保管箱のシェアは奪わないよう長距離運送のみに使うようにする予定ですが。


商業ギルドへ顔を出す機会が増えそうだ。


---


今夜はおにくさま。ぶるーぶるのステーキがメインとなり、僕の割当は1.5ポンドくらいになっている。


一体セントラルキッチンにはどういう報告をされているのかその辺も責任者にお尋ねしたいところですが。


ちなみにアルコールは水のように薄いワインとエールだけは許可を。


大人の方は多分ノンアルくらいの感覚で飲んでいると思われますが、僕が飲むと多分倒れるんですよね。


なにしろ高校時代、初詣に行った神社の境内で配っていた甘酒で酔いましたし、お土産のウイスキーボンボンで倒れましたし。


甘酒で酔っぱらった僕はシロさんに支えられて帰宅。当時猫を被っていたシロさんに男が出来たと大騒動に発展したような記憶も。


食休みの後、オパール王妃の執務室へ移動する事になった。


というか全員で行くんですね…。おいもさん足りるかな?

誤字報告ありがとうございます。

戦闘が銭湯になっていた理由がよくわかりません。

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