表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界に呼ばれた僕は姫様を食べるようお願いされた。  作者: まなみ5歳


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
2592/2650

下級天使の派遣を打診される勇者

お夕食を無事に食べ終わり、食休みをしているとすまほーちゃんが震えた。


誰かと思えばブラウンさん。


今日天使を保護した際の詳細を尋ねたいというので了承しておく。


すぐに見えられるというのでリビングに移動する事に。


天界への扉はリビングにありますので。


お茶の用意などを隠密メイドさんにお願いして待つこと数分。


呼び鈴が鳴ったのでドアを開けることに。


一応身構えておくか。


この前はいきなり力場のようなものをぶつけられて何か試されていたようなので。


---


「まずはうちの社員が世話になった礼を。これはほんの気持じゃ」


ホワイトさんは何もしかけてくることもなく、ブラウンさんが菓子折りのようなものを差し出してきたのでありがたく頂いておく。


持った感じは羊羹かな?という重みですが。さすがにこの場で開けるわけにもいかないので隠密メイドさんにお預けを。


羊羹と言えば謝罪用秘密兵器と呼ばれる高級羊羹が存在すると何かで見たような気がしますが。


とりあえず持って行けば最低限の誠意が伝わるとか何とか。


そういえば僕が何かやらかして謝罪に行ったことって無かったよな…。謝罪を受けたことはありますが。


何の案件だったか、仕様と異なる要求が重なりとても対応しきれないので一度擦り合わせをと先方に伝えたところ、あちらの担当の独断でやらかしていたことが発覚して改変分が全部白紙に戻ったことが。


あれ結局最後まで走ったんだっけな…ちょっと思い出せない。


今は目の前のことに集中しよう。


「あの二級天使は3日ほど前に消息を絶って昨日から調査隊を送り込んで探させておってのう。探すにしても未踏領域ということもあって難儀をしていたところに保護されたと連絡が」


天界総業が管轄する世界も全て把握しているわけでは無いと。


統括神が不在の世界が無数にあり、今回はそのうちの一つ、今後のエネルギー収集に影響が出そうな世界に勇者を送り込むための下準備中に事件が起こったという話で。


複数の上級天使を送り込み、調査の途中で突然襲撃され、一人だけ誘拐にあったと。


僕が助けたのはその誘拐された天使で、上級天使数人がかりでも対処できなかったらしい。


マッスルキングさんよりも強い天使が束になってもかなわなかったというのはあの牛頭魔獣だろうか。


情報が不足しており、連れ去られた先にある洞窟らしき場所にこれから突入するという所で事件は解決。


残った上級天使たちは最初の予定通り、混沌世界カオスワールドと呼ばれる場所を調査しているという。


「何か希望はあるか?天界総業で用意出来るものがあれば相談に乗ろう」


何か貰えるといってもすぐには思いつかないな…。


ちなみに僕の世界とつながりはあるかは前回聞いており、残念ながら僕の知る地球とコンタクトを取ることはすぐには出来ないと判明している。


「下級天使であればこちらに派遣することも出来るがどうじゃ?」


一体何の目的で…。


「雑用をさせるもよし、夜の相手をさせても構わぬ」


「あー。申し訳ないですがそちら方面はちょっと事情があって自粛してまして…」


この席に姫さまがいなくてよかった。ちょっと聞かせられませんし。


どこの世界に天使を派遣する夜業が存在するのか!そういうデリバリーもやっているのだろうか。


「そういえばあの男もせっかく女神を送り込んだというのに手を出す様子もなかったな。若い男ならイチコロじゃと思ったのだが」


天使だけでなく女神まで派遣してるの?おそろしい会社ですね…。


「ダメ元で僕のいた世界の情報を調べていただくというのはどうでしょう。前回は天界総業の管轄外と聞いていますが」


「本当にそれだけで良いのか?」


「まだ帰るつもりはありませんが、帰り道が分かるようでしたら今後の活動にも張り合いが出ますので」


ちなみに度々出てくる「あの男」とはどうやら並行世界に存在する地球に住んでいる日本人らしい。


しかしまぁ、よく生きてますよね。天界総業から落下した神器と言われる武器が脳天に突き刺さって取り出せなくなったと聞いたような記憶もあるのですが。


天使を保護した際の映像データなどをUSBメモリに似た記憶媒体にコピーし、お渡しすることに。


後はその原因となった牛頭の魔獣を放置していることも伝えておく。


「生かしておいてもらって助かった。口を割らせれば誰が関与しているか追えるじゃろう」


あれ、喋るんですかね。


「天界総業にはそういった事に長けたスペシャリストがおるのでな」


まぁ、何と言うか…。他所の世界に勇者や魔王を派遣するような会社ですからそれなりの人材はそろっているということですか。


「今回は本当に助かった。また近いうちに寄らせてもらおう」


今日のところは情報収集だけという話で…こちらに来る用事って何だろう?


「ここは天界総業の管轄外。無理に傘下に入れることは無いが調査だけはさせてもらおうかと思ってな」


この世界というか、この星がある星系自体が天界総業から遠く離れすぎていて少し調べたところどこにも所属していないという話らしい。


敵対勢力に侵略される前に天界総業の監視下に入るという道もあるというのだが、僕の一存では決められませんので。


オパール王妃にも同席してもらえばよかったのですが、どんな話が出るのか分からなかったので席を外してもらった。


この場に代表が居れば話がとんでもない方向に転がったかもしれませんし。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
本作品を気に入っていただけましたら是非クリックをお願いします
(そのまま投票となります。一日一回有効)

小説家になろう 勝手にランキング

ツギクルバナー
評価、リアクションを頂けると作者が喜びます!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ