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異世界に呼ばれた僕は姫様を食べるようお願いされた。  作者: まなみ5歳


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天空石の陸送と勇者

無事天空石の搬入を終えたゴーレム研究所。


ここも随分とカオスな場所になりつつある。


大型のヨシゴイゴーレムの足元に置かれた天空石。


絵面が非常にシュール過ぎて何とも言えない。


ここの管理責任者、カミラ姉妹には場所の利用許可は取ってある。


宮廷魔導士はまたしても調査対象が増え、人員の割り振りに苦慮している様子。


調査対象の全てが国家機密レベルの為、他から応援を呼ぶことも出来ない。


特に宇宙船などは極秘中の極秘となっている。


あれを世に知らしめるのはまだ先になりそうですが。


従者の星でさえ女神からの賜りもの程度にしか好評をしておらず。


人を乗せて空を飛べると知っているのはごく一握りの人間のみ。


そんなアイテムが他にも存在し、そちらは星海にまで出られると知られたら多分国がひっくり返るのではと言った感じで。


そもそも星海は光の女神様の庭という認識であり、人が行けるような場所では無いと。


僕はサブロニアでその星海に出て宇宙遊泳までしましたけれど。


まぁ、仮初の体を使ったので僕自身が本当に体験したかと言われると微妙なのですが。


宇宙船の調査は早めに切り上げ、各国を回って調査人員を増やすのが良いかと。


星美にもその辺を相談しないとならないのですが。


ひとまず天空石はこのまま宮廷魔導士に調査を丸投げし、僕達は一度お屋敷へと戻ることに。


---


「勇者さま!サバンナさんから天空石を星海に返すとお聞きしましたがいつごろでしょう?」


「ひとまず天空石の調査が終わるまでは…」


星海に返すと行ってもそもそもどこに有った物かすら分からない。


一応シリアルナンバーのようなものは見て取れたが、その参照先が分からないのだ。


「「ますたー、てんきゅうぎをつかうなの」です」


双子からアドバイスが。


天球儀とは境界の地での宝探しの際に発見した星海を見るためのモノで、過去…数千年、いや数万年前のどこかの文明が作ったと思われる星の位置と情報を記録したデータベース。


この天球儀のデータからいま僕がいるのが地球から見える薔薇星雲のどこかではという推論がなされ、照合作業の途中である。


今のところ、ほぼ間違いないだろうという話になっているのですが、地球からの距離は数千光年ほど。


ナビゲーションピクシーの計算によればスリップドライブ十数回、期間にして3か月から半年ほどで地球まで到達できるのではという結果も出ている。


ただ、そのスリップドライブが可能なスタージャンパー級と呼ばれる宇宙船とのコンタクトが取れず…。


40m級の宇宙船にも長距離移動用のしくみが備わっているようだが、詳細は不明だ。


双子に言われるまま、リビングの棚に置かれた天球儀を用意する。


「「ほしばんちをにゅうりょくしてなの」です」


星番地って…もしかして天空石に書かれていた謎の文字の事か?


ホログラムコード化もされており、すまほーちゃんに記録済みとなっている。


そのコードをすまほーちゃんで再生すると天球儀に映し出されていた星海に変化が。


---


「「だいたいこのへんなの」です」


青く光る惑星と3つの衛星の間に赤いポインタが突き刺さった。


「宇宙船なら行けるのかな?」


そこまでの所要時間は3クロックと表示され、大体5時間から6時間程度と思われる。


このクロックがちょっと曲者であくまでも艦内時間を示すもので、高速に近い速度で移動した際の外の時間とのズレは考慮されていない。


ひとまず返す場所が分かったことを全体チャットで共有しておく。


問題はいつ行くかですが…。


「勇者さま!星海に行かれるのでしたら私共も!」


まだ行くと決まったわけではないが姫さまが乗り気である。


他の皆さんもいつ行くのかとそわそわしている。


というのも僕が単独で星海に出たのをうらやましく思っているようでして。


危険が無ければという前提条件が付きますのでまずは深緑の慈悲単体を乗せてテスト飛行を行ったのちにという話に。


万が一にも戻れなくなったことを考慮し、深緑の慈悲も仮初の姿を使う予定である。


ちなみに深緑の慈悲には単体で大気圏への再突入が出来るしくみも備わっていたりする。


どれだけ過酷な状況で使われることを想定していたのかと…。


---


今日は学校にも行かず、迷宮探索も無し。


国営鉱山に行っただけで1日がつぶれてしまった。


迷宮内宮殿に顔を出すつもりでしたが…僕だけで行ってこようかな。


「姫さま、南の平原迷宮の様子を見てきます」


「勇者さま、お一人で豆忍者ちゃん達にお会いに行くのですか?」


行先がばれてる!どういうことだ!


「皆さんの鍛錬の様子を拝見したいので是非一緒に!」


こうなると断れないのが僕である。


人数が人数なので迷宮内の巨大エレベーターから直接乗り込むか、空からそのまま乗りつけるか。


どちらも目立ち具合は一緒なので空から行きますか…。


お屋敷の庭先にアヒルちゃんスクールジェットをお出しすることに。


スクールバスから短い翼が生え、背面に巨大なロケットエンジンが搭載されたマッシヴなデザインとなっている。


地球のイベントなどでたまに見るジェットエンジンやロケットエンジンの付いたスクールバスを想像していただければ大体形が近いかと。


迷宮内宮殿に詰めているメイドさんたちに前触れをだし、スクールジェットを離陸させた。

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