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異世界に呼ばれた僕は姫様を食べるようお願いされた。  作者: まなみ5歳


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2522/2533

ななや旅館の禁酒命令をやぶる佐々木社長

「益田君、今日も宴会を…」


「オパール王妃がお見えになられたので簡易的なもので」


実際に宴会メニューを見ていただき、感想をお尋ねしようということに。


ちょっと難色を示しているのは薫先生だ。


「どうしよう…これ以上贅沢をしたら年に一度の特上うなぎだけじゃ生きていけない体に」


何とも具体的な指標が出ましたが…確か校長のおごりで年1回はごちそうが食べられるとか聞いたような記憶が。


「会食の費用なら僕が出しますので」


お金は出せるけれど予約は誰かに代行してもらわないとならないんですよね。


僕は絶賛行方不明中の身なのでどこかの料亭に予約を入れることなど不可能ですし。


どうせならひなちゃんあたりにお願いをして薫先生に同行してもらうとか。


「薫先生、来週の週末予定が空いているようでしたらクロツキの会食に出てもらえないだろうか」


佐々木社長から薫先生にお誘いが。


「大学生コンビもどうだ?」


「よ、よろしいんですか?」


ノドカさんがリアル世界での宴会と聞き色めき立つ。


「益田が来られぬのが本当に惜しい。なんとかならんのか?」


無理難題を押し付けられた。僕に戻って来いというのだがそればかりは…。


というか社長の言動がちょっとおかしい。右手を見ると見慣れない物体が。


「いつアルコールを…」


「カモネギコンビにパシらせた。こんなうまい魚をシラフで食べるのは道理に反する!」


ななや旅館の禁酒を早々に破った佐々木社長。これではなし崩し的にアルコール解禁じゃないですか!


「わたしらもちょっちのんでまーす」


「つぶれないラインは見極めるタイプの掲示板ソルジャーです。サー」


この二人も既に酔っているし…。


「みんなお酒飲んでずっこいにゃ!ちょっといってくるにゃ!オパール王妃はどうされますにゃ?」


「私は遠慮いたしますわ」


「了解にゃ!」


オパール王妃だけは禁酒を守ってくれるようだ。他の人たちはもうタガが外れてしまったようで。


「先輩、私も飲みませんので」


一番危ないひなちゃんさえ抑えておけば大丈夫か?


まぁ、これだけ新鮮な海の幸を目の前にして飲むなというほうが酷なのかもしれないですが。


ちなみに前回のような巨大な船盛は自粛してノーマルサイズの船が3人に1隻くらいの感じで船団を組んでいる。


---


「現実世界の魚に満足できなくなりそうで怖いな…」


社長は結構なペースで日本酒を開けて魚を味わっている。


「これ、「せいや!」に投稿したらどうなるんだろう」


「鴨原、ここで撮ったものはSNS禁止だからな!」


今日は何故かヤマさんがお見えになられている。


ヤマさんの代わりとなる人材をゲットできたというので交代で来られるようになったと。


主に境界の地にいるメンバーのバイタル監視等がメインのお仕事らしいですが。


本来だとVRマシンはこの境界の地に接続すら出来ないという話ですが、どういうわけか繋がるんですよね。


そんなわけで万が一遭難した際のレスキュー役が必要ということでコンソールに誰か張り付く必要があるのだとか。


カモネギコンビにはその適性が無く、今までヤマさんがこちらに来られたのは数回程度。


そのヤマさんもお酒を飲んでいらっしゃる。


相当な酒豪との事で酔いつぶれることは無いと思うのですが、日本酒は3合程度に抑えてもらうことに。


「勇者さま!私たちもえんかいというものを開いてみたいのですが」


「宴会ですか?うちは毎晩宴会みたいな感じじゃないですか?」


「皆が集まって夕食を取るだけです。えんかいというのはどんちゃんさわぎをするのものだと聞いているのですが。ところでどんちゃんさわぎとは何でしょう?」


どこ情報ですかそれ…。


「どんちゃんさわぎとはお酒の勢いで羽目を外した大人が醜態をさらすことですね」


「ますだっち何気に酒のみをディスってないですか?」と鴨原さんが絡んできた。


「適度な飲酒は認めますがお酒の勢いで絡んで来たり説教を始めるのはどうかと思いまして」


「うぐう。」


まぁ、身に覚えのある人たちだらけでそれ以上の反論は無かった。


リアルでうぐう。っていう人は久しぶりに見たな。


そんな感じでいつものように猫人族の方だけお魚の減りが早いので追加注文をしつつ夜が更けていく。


派遣メイドさんもアルコール解禁したほうが良いのかな?今夜はオパール王妃がお見えでしたので皆さん何も言わなかったですけれど。


---


「勇者さま。早速ですが宴会の日程を決めたいと思います」


「クロツキの宴会と日程を合わせますか?お魚の用意もありますし…」


翌朝、僕に馬乗りとなった姫さまから宴会の日取りを決めてほしいと打診が。


タングラートまで出向こうと思ったのですがあちらの都合も聞かないとならないですね。


それにどうせなら各国から王族の方々もお招きしてお酒を交えて会合など開いていただければ。


クロツキの宴会は来週だという話でしたので何とかなるでしょう。


宴会を開くならタングラート城に生やしたおおえだちゃんのおうち2号の9階をぶち抜きにしてやるのが良いかもしれない。


オパール王妃から各国に打診をしてもらい調整をしていただくことになった。


もちろん妖精国、精霊国、魔人族の方々にも声をかける予定だ。


そういえば妖精国と魔人族への訪問がペンディング状態でしたね…。

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