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異世界に呼ばれた僕は姫様を食べるようお願いされた。  作者: まなみ5歳


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南の平原迷宮ランク制限解除の通知と勇者

次週はオンライン社員旅行を行うという話がまとまり、本日はこれにてお開きに。


僕は寝坊するわけにはいかないので早めにログアウトをしないと。


昼ごろにはサブロニアの議事堂に行く用事がありますので。


社長にも伝えてあるので多分皆さんで中継を見ることになるのでは。


異文明の兵器を間近で見られるチャンスですし。


概要すら分かっておらずどんなものが出てくるのか興味しかありませんが。


「先輩、くれぐれも無茶なことは…」


以前、70m級に生身で乗り込んで大変な事態となりましたので。精霊の加護があっても全身打撲は免れられず。


深緑の慈悲って本当にすごいよなと。中身を完全に保護した上で超人のようなパワーを発揮できるのですから。


70m級は一部改良を施し、生身では動かないようなしくみとしてある。


まぁ、明日はどのみち仮初の体に深緑の慈悲を纏っての行動となるので大丈夫だとは思いますが。


配信予約も忘れずに入れてあるので時間がくれば勝手にライブストリーミングが起動。


予定を共有したところでログアウトを。


---


「おはようございます!勇者さま!」


いつものように姫さまが僕に馬乗りとなって朝の挨拶を。


年頃の少女がそのようなはしたない真似を!とアルマが怒るのですが姫さまはどこ吹く風と言った感じで行動を改めようとしない。


最近はアルマもあきらめたようで…たまにアルマも馬乗りになって顔を覗き込んできますけれど。


ひとまず顔を洗って着替えをしてから食堂へと向かう。


今朝はハムチーズトーストとスクランブルエッグ、彩野菜と言ったメニュー。


僕は別口でかひーが付きますが。


「勇者さま、今日はそのままサブロニアへ?」


「どうしましょう…時間があるので冒険者ギルドへ顔を出して南の平原迷宮のランク制限をどうするか聞いてからにしますか」


ちなみに今日は迷宮行の予定は入れていない。


姫さま達も午前中は学校に行き、その後はサブロニアからの中継を見るために帰ってくるという。


みなさん、模擬戦を楽しみにしていらっしゃるようで…。


僕は何が飛び出すのか気が気ではないのですが。


---


「南の平原迷宮のランク制限は本日一杯といたします。預言書の勇者様には初心冒険者の引率を続けていただきたく…」


冒険者ギルドに行き、窓口のおねえさんに尋ねるとこんな返事が帰ってきた。


僕としては特に断る理由も無いので明日からは姫さま達を連れて迷宮へ潜ることにする。


ちなみに未だ宝箱の出現は止まっておらず、未鑑定の箱が溜まる一方となっていると。


そういえば姫さまの出した虹色箱の開封、途中で止まっていたんですよね。


アイテムボックスとでも呼べばよいのか。時間停止などの機能が無い純粋な異次元拡張アイテムが出て詳細確認中でしたし。


魔獣大戦前にも多分存在していなかったと言われるとても貴重な魔導具が出たということで一部界隈が大騒ぎを。


僕らが関与しない魔導具でこのようなモノが出るのは初なので。


時間停止のあるインベントリと比べてしまうのはいけないですが。


もしかすると僕があの迷宮に関わったことでなにかしらの法則がねじ曲がってしまった可能性も。


ちなみに昨日保護した女性の聴取に関する進展はないとの事。


鎮静の魔導具が効いているのかまだ目を覚まさないそうで。


アトレーンからもドワル支部長に関する尋問の経過も届いていない。


あちらも気絶していたんでしたっけ?あちらは自業自得と言いますか。


これ以上やるべきことも無いので常設依頼の窓口がやや混雑している冒険者ギルドを後にした。


しばらくは薬草採取の緊急依頼をしなくても良いらしい。


なんというかこんな事態になるよう、迷宮が仕組んだのかとも思えてしまうのですが、どう見ても大教会がらみですし。


---


「日の出荘に行って観戦を?」


「はい!もしかしたら次元の窓から勇者さまのお姿が見えるかもしれませんので」


あそこはもろに市街地なので模擬戦など無理だと思うのですが。


冒険者ギルドからお屋敷に戻ると学校の授業を一コマだけ受けてもどってきたみなさんが勢ぞろい。


観戦するなら現地の近くが良いという話になったらしく、みなさんで日の出荘の最上階へと向かうと。


今の時間、オパール王妃もいらっしゃると思うので一家総出ということに。ああ、マッスルキングさんは王城待機となっていますが。


模擬戦と聞き、自身も参加したいと駄々をこねたそうで。


あちらに行けるのは今のところ僕とアヒルちゃんたちだけである。


仮初の体を作れればVRヘッドセットさえあれば誰でも行けそうな気がするのですけれど。


問題はどうやって仮初の体を作るのかという感じで。


うちの妹さまはたまにこちらにやってきてしばらく遊んで帰るのですが、仮初の体を作れたのは偶然だったと。


「おにいちゃんにあいたいってようせいさんにおねがいしたらできた」という話で謎に包まれている。


そもそも妹さまを守護する妖精の存在が不明なんですよね。もしかしたら精霊かもしれないのですが。


遅くなるといけないので日の出荘へと移動を。

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