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異世界に呼ばれた僕は姫様を食べるようお願いされた。  作者: まなみ5歳


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エリクサーの分析状況を知る勇者

「姫さま。これからライスリッチフィールドへ戻ります」


『勇者さま!おつかれさまです!私たちは神社のお手伝いをしていますのでお屋敷でお待ちください』


今日はぬるすらいむ討伐地点と大森林行もなくなってしまったのでそのまま帰還。


神社にヘルプに行こうと思ったのだが姫さまからそのまま屋敷へ戻るようにと連絡をもらった。


今から顔を出しても中途半端な時間になりそうですし。


愛の南京錠を奉納する場所を確認しようと思いましたが、実装自体がまだ2週間ほど先になるのでまだ余裕があるんですよね。


この南京錠の実装も前振りを出すという話があり、管理貴族に周知してから行う事になっている。


管理貴族は丁度見合いの季節に入るのだとか。


見合いの季節とは何ぞやと思ったのですが、管理貴族同士で姿描きを送り合って見合いを取り付ける習わしがあるのだとか。


ちなみに姫さまのところには季節を問わず姿描きが送りつけられてきていたそうで。


僕という存在が出現して以降めっきり数も減ったというがゼロではないところが何とも。


見た目10歳くらいの姫さま、一応16歳にはなっていますが60を過ぎた管理貴族からも姿描きが送られてくるのだそうで。


貴族社会怖い…。


王族との接点が得られれば貴族社会でのステータスも上がるということで、武勲では上げずらい地位を獲得するのにあの手この手を使ってくるのだとか。


姿描きと一緒に自身が納める領内の資源も付けるという、いわば結納金の亜種とでも言うべきか…豪華なおまけで気を引こうとする貴族もいるらしい。


ちなみに姫さまのところには僕が婿入りするという話が内定しており、各国が足並みをそろえて僕という存在を国家間共通の婿としてアピール済みだったりする。


人族の世界、5か国はもちろん、妖精国、精霊国、そして魔人族にもそれは適用され言い方は悪いが僕はこの世界を手中に納めたも同然。


今一つ実感が湧かないのですが…。こちらに来たばかりのころ見た悪夢で世界の半分を渡そうというのが有った気がするのですが、半分どころか全部ですからね。


いつも思うのですがどう見ても魔王ポジションじゃないですかと。


「サブロー、何考えてるにゃ。顔真っ青にゃ」


アヒルちゃんワンボックスで飛行中なのだがちょっと余計な事を考えていたらしい。


何だっけな…。


「お屋敷に着いたら仮眠するにゃ。シロの膝を貸すにゃ」


「どりあーども」


夕べは左右から拘束されて寝た感じがしなかったのでお言葉に甘えさせてもらおう。


アヒルちゃんワンボックスならばお屋敷の庭に直接降りられるのでそのまま向かうことに。


アトレーン商業ギルドの捜索とドワルの尋問に関しての話は夕食の時でも良いという事だったので、それまで眠ることに。


---


「こんな時間に珍しいな」


「すこしばかり昼寝をしようと思いまして…どうして飛ばされて来たのか分からないのですが」


見上げればむっちりとしたおしり山脈が。


いつものように十六夜さんのスカート下へと出現した僕。


日中のログインは割と久しぶりな気がする。


おぱんてぃらさまはロードオブザなんとかという指輪をめぐる映画のポスターっぽい印刷がされている。また妙なところからネタを拾って…。


「ひな達が心配しておったぞ。今日も来ておるようじゃから顔を見せてくるのだ」


多分今日も測定機器の調整にかかりっきりではないだろうか。


エリクサーと呼ばれる万能治療薬の分析をしており、地球側で再現が出来ないかの確認となる。


もしも成分的に近いものが作れれば世界がひっくり返るのは間違いないだろう。


どんなけがや病気でもたった1種類の薬で対応出来、副作用も無い完全無欠のアイテム。


エリクサーと並行して神水の分析も進めてもらっている。


これ、そのまま地球側で取り出せれば良いのですがあちらにインベントリを展開するには魔素濃度が低すぎるんですよね。


魔改造されたスマートフォンを起点にインベントリが解放出来れば物資の受け渡しも非常に楽になるのですが、なかなかそう上手いことはいかず。


「小僧、いつまでそこにいるつもりじゃ。わしも忙しいのでな」


十六夜さんのスカート下から這い出し、測定機器コンテナが林立する区画へと移動を。


---


「先輩!」


「ますだっち、おつかれちゃーん」


「益田よ、ちょうど良いところに」


みなさん、テーブルを囲んでお茶の最中だったようで。休憩しているところにお邪魔を。


「夕べはお城のメイドさんたちだけでしたが何があったのですか?」


僕が居なくともヘルメットかバイザーがあれば境界の地へは移動できる。


お城の派遣メイドさんたちは僕の不在を知らずに境界の地へと足を延ばしたようで。


そういえば連絡してなかったですね。まぁ、基本的に自由に使ってもらってよいとは伝えてありますので。


丁度良いところとは一体…。


「あの薬だがいくつかの検査装置で大体の結果が出そろった。我々が出来るのは結果を製薬会社に開示するくらいしか出来ないのだが特許を取るつもりは無いか?」


「特許ですか?」


「薬の合成に関しての特許がとれるはず。つたない模倣による薬害を防ぐ目的もある」


ああ、もし売り出したらリバースエンジニアリングをして類似薬品を作られる恐れがあるということですね。


「まぁその辺は社長に一任します。僕自身は地球にいないわけですし」


「分かった。これから話を通す製薬会社の選定をするところだが、益田にも意見を聞きたい」


そう言われましても…何処がいいんでしょうかね?

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