閑話 とある雑誌の春高特集
春高特集
今年の春高は、例年とは一味違った大会になりそうだ。今年は、例年に類を見ない程、タレントが揃っている。史上最強世代とも言われる、現在2年生の選手たちの台頭により、混戦は必至だろう。今回の特集では、史上最強世代と呼ばれる世代の注目選手たちを、注目度が高い順にランキング形式で10人紹介していこう。
第1位
原野球人
189cm 93kg ピンチサーバー 右利き 葉央高校
愛知県予選を崩壊させた、今大会大注目の選手だ。平虎上高校以外の全ての高校を出場辞退に追い込み、残った平虎上高校も完膚なきまでに倒し、全国で最初に春高本戦出場を決めた。150km/h超の直球と、100km/h台の鋭い変化球の2種類のサーブを使い、相手を翻弄していたのが印象的だ。野球から転向して数ヶ月で、未だ誰にも触られていないサーブを武器に、どこまでいけるのか、注目だ。
第2位
竜頭万
192cm 95kg ウィングスパイカー 右利き 帝調高校
東京都予選で圧倒的な強さを見せ、今年度のインターハイの覇者でもある、帝調高校で2年生ながら主将を務める、総合力ならば今大会随一の選手だ。レシーブ、トス、アタック、ブロック、サーブなど、バレーボールの要素の全てがとても高いレベルにあり、『万能』を掲げる帝調高校の系譜を高いレベルで体現している。さらに、主将としてチームを盛り上げることにも長けており、『万能さ』をどこまてみせてくれるか注目だ。
第3位
打鹿攻星
190cm 98kg オポジット 両利き 一極高校
神奈川県予選ではアタック決定率10割を達成し、攻撃おいては無類の強さを持つ選手だ。どんな状況からでもアタックを決めることができ、サーブ力も高く、点を取ることに関しては右に出る者はいないといえる。彼の攻撃力がどこまで通用するのか、注目だ。
第4位
高山頂
234cm 100kg ミドルブロッカー 右利き 高坂農林水産高校
岐阜県予選ではその圧倒的な高さを武器に、シャットアウトを量産した、今大会登録選手の中で最も身長の高い選手だ。相手ブロッカーの遥か上からスパイクを叩き込んでおり、対策のしようがないといえるだろう。また、あまりのブロックの高さから『マウンテンブロッカー』と称されている。圧倒的な高さをどこまで見せてくれるか、注目だ。
第5位
熊力山雄
180cm 129kg ウィングスパイカー 右利き 剋谷高校
熊本県予選では圧倒的怪力によって相手ブロッカーをなぎ倒し、『ブロッカーブレイカー』と称された選手だ。今大会登録選手の中で最重量選手であり、他とは一線を画す筋肉量から放たれるスパイクは、相手に恐怖心を抱かせるだろう。怪力をどこまで見せつけてくれるか、注目だ。
第6位
骨無夢音
160cm 55kg リベロ 右利き 一極高校
神奈川県予選では、非常に広大な守備範囲と非常に柔らかいレシーブで、守備力では右に出る者はいないといえる選手だ。独特なレシーブフォームをしており、ふっ飛ばされるようにレシーブをしている。そのため、相手はスパイクが決まって、リベロをぶっ飛ばしたとしても、ボールはセッターに完璧に返るため、相手に精神的ダメージを与えているだろう。強力なアタッカーが多い今大会で、レシーブをどこまでやってくれるか、注目だ。
第7位
早杉光
151cm 51kg ウィングスパイカー 右利き 隼高校
三重県予選では、他とは一線を画す身体能力で相手をかき回した、今大会で最も『動ける』選手だ。レフトサイドにいたかと思ったら、次の瞬間にはライトサイドからスパイクを放つなど、とにかく派手に動き回っている印象がある。また、跳躍力もとても高く、身長が自分よりも40cm以上高いブロッカーの上からスパイクを打ち込んでいる。身長に頼らず、身体能力で翻弄するプレーに、注目だ。
第8位
大南凰梨
191cm 91kg ウィングスパイカー 左利き 柿野原高校
沖縄県予選では、元気あふれるプレーでチームを鼓舞し、自らも楽しそうにプレーしていた、今大会で最も元気で明るい選手だ。跳躍力が高く、また、スピードとパワーもあり、攻守共に優れている印象だ。楽しいバレーボールをどこまで貫き通してくれるか、注目だ。
第9位
渋川赤秋
185cm 90kg ミドルブロッカー 右利き 柿野原高校
大南凰梨とのコンビで相手を翻弄していた、至高の引き立て役的選手だ。ここぞというときにブロックを決めたり、大南にブロッカーが集まったときに大南へのトスを横取りして点を取ったりするなど、要所要所を締めて流れをコントロールしていたのが印象的だ。仕事をどこまで果たしてくれるか、注目だ。
第10位
斎藤道二
180cm 70kg セッター 右利き 葉央高校
『トスフェイント背面ツーアタック』という、唯一無二の大技で点をもぎ取り、サーブ権を取って原野球人のサーブに繋げた選手だ。予選ではあまり見られなかったが、相手コートに背を向けてトスを上げるという、独特なトスの上げ方で、どこまで相手をかき回してくれるか、注目だ。




