エピローグ
あの後急いで転移して要塞に戻りリンナの治療を受けた。一番危険だったヒロも死の危機を脱し翌日に目を覚ました。
「疲れた〜」
「死にかけたわ」
僕達はいま医務室で仲良く川の字にベットに並んでいる。順番はルーシル、僕、ヒロだ。ルーシルは寝息を立ててぐっすり夢の中だから、声を落としてヒロと話している。結界の展開にはかなりの集中力がいるから、かなり疲労しているのだろう。
コンコン
ノックの後にリンナとポルカそして復活したカンジ先生が入ってきた。
「今日のお薬です」
「御飯も持って来たよ〜」
「あれ?ララは今何してるの?」
「今はガルド隊長と魔族の残党や島全体を見回っています。もう時期本国からも部隊が派遣され大きな要塞がまた建てられるとの事です」
「拙者はここでしばらく残ることになったでござる。『ここで防衛してくれ』と、皇帝から通達が来たので」
「カンジ先生が残るならこの島は問題ないですね」
「それにしても申し訳ない、即戦線離脱とは何とも情けない……」
カンジ先生が頭を下げ謝ってくる。
「いやいや!僕達だけではあの襲撃で死んでいました。お礼こそあるものの、責めることなんてできませんよ」
「そうだぜ!あの時庇ってもらわなかったら、今ごろ俺の首が飛んでた」
「……そう言ってもらえると助かる」
そして3人が退出してから御飯を食べ薬を飲み終わり、僕は次の章である第4章について思考を巡らせる。室内が静かなのは居るのが僕だけだからだ。ルーシルはまだお休み中、そしてヒロは外で素振りしてるよ、あいつ頭おかしいだろ。
「第3章でこの難易度か……」
次のボスは色欲の『アスモデウス』、魔族の母親的な存在で魔族の精神的な支柱だ。原作ファンにも彼女はかなりの人気で、ネットでは彼女に「甘えたい」や「バブバブしたい」などの意見もよく見られる。二次創作も盛んだ。
(彼女は頭がとにかくキレる。理由は彼女が全てを《《愛するから》》。文字通り全てでゴミ箱から食べ物等の極ありふれた物、更には敵であるはずの人類すら愛している。だから公式の異名は『愛の軍師』、彼女は持ち前の頭脳を生かして過去に本国を何度も強襲しては成功させている。しかも彼女は自身もバリバリの武闘派、更には彼女の親衛隊もべらぼうに強く生半可には近づけない。近づけたとしても彼女の能力の餌食、実際人類側には彼女に誑かされ裏切った奴も数多く居る。要するに滅茶苦茶厄介だ……)
「でも僕達もかなり成長した、負ける気はしない」
第4章も気を抜かず僕達でクリアしよう!
―――
これで第3章は終了です。ここまで読んでくださりありがとうございました!この機会にブックマークや星をポチッとお願いします!励みになります!
それと第4章をお待ちの間、私のもう1つの作品を読んでほしいです。
現代忍者の転生者暗殺計画
https://kakuyomu.jp/my/works/2912051601752411042
僕の最高傑作なので楽しめるかと思います!




