七魔将候補
その日の夜、僕はとある郊外の廃教会に来ていた。
(ここが確か魔族の拠点だったはず、こういう地道な努力が魔王討伐に役立つ。)
そんな事を考えながらドアの前に移動した。
(中にいるのは4人かな?1人だけ強そうなのがいる)
「失礼しま~す」
「誰だ!」
中にいた全員が殺気立つ。その中で一際大きな殺気があった。
(あいつは確か、七魔将候補の1人爆弾魔アグニ第三章あたりで出てくる奴だったはず舞台は確か…あれ思い出せない、まあ特別訓練の行き先だったはずだからそのうち思い出せるでしょ)
靄がかかったように思い出せないことを不思議に思っていると向こうから質問がきた。
「貴様何者だ」
「ルーズだ、他に聞きたいことはあるか」
「なに」
「言える範囲なら答えてやるぞ」
「何故だ」
「君達は死ぬからね、言っても問題ない」
(僕の妄想1、強敵に舐めた態度をとってみるが達成出来た。やってみたかったんだよね〜)
「舐めるなー」
全員が一斉に魔法を放つ
「第3節雷槍〈ボルトスピア〉」
「第4節雪崩〈アバランチ〉」
「第5節竜巻〈トルネード〉」
「第6節集積爆弾〈クラスター〉」
(流石に第6節は支配できないか、しかもこの速さで発動するとは次期七魔将だけあるね)
集積爆弾〈クラスター〉以外の魔法がすべて術者に跳ね返り自分の魔法を浴びるという貴重な経験をし気絶した。
(僕の魔力を混ぜたから威力は軽減されてないね実験成功)
だが目の前にもう起爆寸前の爆弾が
(へぇ〜これ指向性をもたせてるのか凄いな)
爆弾が爆破した。結果は…
「自分の爆弾食らうのってどんな気持ち?」
爆弾をもろにくらいボロボロになっているアグニだった。
「ぐぉ……」
(何が起きた、目の前にいきなり爆弾が現れた)
(ふふっ、第7節天則支配〈空間〉で僕の周りの空間との入れ替えは成功だ)
「なら出し惜しみはしない魔域構築〈爆築街〉《ボムシティ》」
(まじで!?)
辺りが結界で覆われ中に街が築かれた途端地面が爆発した
(街全体が爆弾!ちっ、フルで天則支配〈空間〉を使ってないとだめか)
爆破が爆破を呼びもはや爆破の津波とかしている。
「フハハハ爆破に飲まれて死んじまいな」
そして街が全て爆破しきり魔域が解かれ残ったのは濃密な炎と煙だ。
「跡形もなく消えたか」
とアグニが思っていたのだがある一点に炎と煙が吸い込まれていき消えた。
「何!?」
奴がその方向を見ると大きな黒い渦があった。
「第7節派生 異空間〈アナザーワールド〉ありがとうまた1つ成長できた」
「嘘だろ…」
魔域が通用しなかった今奴にはもう手段がない。
「クソがー」
奴が僕に近づき体を爆破させようとするがそれよりも早く僕の手が奴の核を掴んでいた。
「ぐぉーー!?」
「直でやるのは初だな、第5節魔物支配〈アジァスメント〉」
(これで全員支配できたなこれで襲撃は無かったことに出来た。あとは妨害させようかな)
その時誰かが入ってきた。
「お前誰だ」
その声の持ち主はヒロだった。




