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カースドラゴン

「大分落ちたな」

上を見上げると30メートルは落ちてる感じがする。

「どうするか?ヴァンパイアバットは小さいから僕の体重を支えきれないし…こんなことなら飛べる魔物支配しておけばよかった。」

そんな事を考えていたとき僕は突然蛙が蛇に睨まれたような感覚を覚えた。

「誰だ!」

奥から現れたのは幻と言われるUランク、カースドラゴンだった。こいつはSSランクの龍族が魔王の魔力を浴びると発生する化物だ。まさかこんな所で会うなんて…

「嘘だろ…」

眼前にいるのはまさに絶望、素手で津波に殴りかかるようなものだ。

「は、ははっ終わった僕の人生」

(せっかく、僕の妄想(がんぼう)を叶えるチャンスしかもここは僕の好きな小説の世界なのに、こんな所で僕の人生が終わるのかよ…それは絶対に嫌だ!僕は主人公に謎の人物ムーブをやれていないし、可愛い女の子と付き合えてすら無いそんな状態で死ねるかーー!)

その感情に呼応するように魔力が吹き荒れる。それと同時カースドラゴンが死の炎を放つ。

(このドラゴンは炎の能力を持っているのか)

魔王の魔力に当てられた者は本来持っている能力(人間だと固有魔法)が強化されそこに確殺が付与されどんな物に対しても有効である。

(相性良すぎ、当たったら即死の攻撃なのに範囲攻撃なのずるだろ。)

僕はその魔法を避けたがそこにドラゴンが爪を振り下ろしていた。

(当たったら死だが魔法を避けたせいで体勢が少し悪いから回避できないなら相手の動きを止める)

「第4節支配の魔眼〈イーヴァルアイ〉」

それにより一瞬ドラゴンの動きが止まった。数秒前までのライアでは知性がないとはいえこの魔法でSSランクの動きを止めようとすると逆に眼球が弾け飛んでいた。ここにきてライアの才能が加速度的に開花していく。

(もうこの魔法は奴には通用しない。ここがチャンスだリスクを取ってでも前に出る。)爪の攻撃を避け前に出る。だが奴が口から炎を出そうとする。

(こいつの魔法を支配するのは無理だレベルが高すぎる。なら身体の方を支配する。)

「第3節身体操作〈コントロール〉」

僕が指を上に上げると奴の首が上を向き炎が上に逸れた。がしかし今度は丸太のような尻尾で薙いでくる。

(跳んで躱せば爪で狩られるから剣で逸らす。タイミングを見分けろ…今!)

尻尾の下に剣を入れ跳ね上げた。しかも跳ね上げた尻尾によって奴の視界を一瞬遮ったが、代償として手首を開放骨折した。だが骨折の痛みなどアドレナリンとドーパミンで飛んでいる。(手首は後で治せる。それより上出来だ今まで倒した魔物の身体能力を「徴収〈レビー〉」を使って僕に宿す方法。一気に決める。)

手首を治さないまま奴の懐に深く潜り込むが奴が驚きの行動に出るた。なんと自爆覚悟で炎のブレスを放とうとした。

(深く入り込んだぶん避けきれない。自分の攻撃だと威力が抑えれるからか…切り札は最後の最後まで取っておけ、そうでしたよねカグラ師匠)

そうして一拍の間もおかずに死の燃える絨毯がこの空間を支配しこれでライアは死んだ…はずだった。だがなんとライアは上から降ってきた。しかも手首も治っている。

「解呪〈リリース〉」

辺り一面が白い光で包まれた。

ーーーーーー

この話の戦闘描写は自信があるので評価をお願いします。

僕のもう1つの拙作もご愛顧いただきたく存じます

世界の管理者による異世界冒険譚

https://kakuyomu.jp/works/822139846236585868





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