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わくわく異世界冒険?  作者: りんごはるさめ
1章 あまり好きになれない国
34/102

27話 初報酬

短めですが一部投稿です(´・ε・`)

仕事から帰ったらもう1話位投稿します。


10月30日改稿してます


27話 初報酬


 俺たちはエリエットの案内のもと1階のまで戻った。魔石の買取も含めて報酬を受け取ることになったので、換金所?みたいなとこで獲った魔石を全て出した。使い道がないし。

 しかし、魔石を取り出した時にも驚かれたのには逆に俺が驚いた。普通、ゴブリンを討伐した数と同じ数は魔石があってしかるべきだと俺は思ったが違うそうだ。

 曰く、収納空間に入れておける物の量は魔力量で決まるので、ぱっと見剣士の俺ではここまでの容量があるとは思っていなかったとか。……しまった、俺が全部持っていたため何も考えずに全部出してしまった。あんなに目立ちたく無いと思っていたのに……。

 ま、まぁ?見られたのはエリエットだけだし?他の人には見られてないし?ギリギリ目立っては無いし?


 とまぁ、そういう事で俺とララはギルド内にある酒場?で査定の報告を待っているわけだが……周りの視線が辛い!

 いや、分かるよ?二人とも黒づくめの新人装備で片方はフードを被ってて顔が分からないし、もう片方は観賞用とか言われてる武器を持ってるし、さっきまでギルマスに呼ばれてたしで胡散臭さがマックスなのは認めるよ。そんなのがいたら俺もチラチラ見ると思うよ。

 でも居心地が悪い!まぁ、絡んでこないだけマシと考えるべきなのか?

 ……早く査定終わらないかなぁ。

 とここで、天の声が。


「ハヅキさん、査定が終わりましたよ。」


 俺たちは逃げるようにエリエットの待つカウンターまで寄って行った。


「思いの外時間がかかりましたね。」

「一度にあれだけの魔石を持ち込まれる事は『普通は』無いですから。職員を総動員させましたからこれでも早い方ですよ。」


 ですよねー。

 なんか言葉に棘があるし、おこですよねー。でもあんな思いしたし少しくらいいいじゃないですかー。え?だめ?


「あー、すみません。急かしたみたいで。」

「いえいえ、大丈夫ですよ。では報酬なのですが盗賊の討伐が一人10万ゴールドで合計30万ゴールド。ゴブリンの討伐が1体1000ゴールドでお二人の討伐数を合わせて合計9万6千ゴールドです。最後に魔石の買取が86点、全て1000ゴールドでの買取なので8万6千ゴールドです。全て合わせるとよ、48万2千ゴールドです。か、確認をお願いします。」


 エリエットの言葉に周りがザワッと沸いた。低ランクの報酬にしては高すぎるのだろう。

 というか、そんな周りに聞こえるように言ったら俺たちの金を狙って襲うやつとかが出てきたりするじゃないか!そうでなくとも既に襲われてるんだぞ。

 俺は渡された巾着袋に金貨やらが枚数分あることを確認する。


「はい、大丈夫です。」

「では、こちらがギルドカードです。ハヅキさんとラナンキュラスさんのお二人は今からDランクになります。」


 返されたカードを見てみると赤っぽい鉄?みたいなカードに変わっていた。ちなみにGランクの時は木みたいな感じだった。

 カードを見てみると、


名前:ハヅキ

種族:人族

年齢:18

ランク:D

預金:0G

契約:ラナンキュラス(奴隷)


 となっていた。ララも同じ感じだ。

 俺たちがカードを受け取っているとまたざわつき出した。

 ちょこちょこ聞こえてくる言葉は『おい、今日登録してもうDランクだと!?』とか『今からパーティーに誘った方が良くない?』とか『あの人は絶対ドSね』とか色々だ。

 てか、最後のやつちょっと待て。


 また絡まれるのも面倒なので早足でギルドから出て鍵猫のしっぽ亭へ戻る。

 ……目立たずに行動するとは一体?

 俺の平穏な生活は今もなお行方不明らしい。






ご視聴ありがとうございます。

ブクマ、評価ありがとうございます!


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別作品の宣伝を少し失礼します
お時間がありましたらこちらもお願いします
私、勇者召喚に巻き込まれて死にました?
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