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▼雷撃都市  作者: 亜久津カナ
▼雷撃都市 ー第壱章ー
28/32

1-28:▼回想

ー【2078年】V管轄特別区域ー


とある山の頂上。


土砂降りの空の下、捕雷準備中のVが今の5倍もあろうかという巨大な避雷針を立てている。

多数の雷撃ハンターが手際よくVのサポートをする中で、VのSPに着信が入る。

避雷針を立て終わったVが周りに指示を飛ばしながらそれに出る。


「おう、なんだタイトーっ!お前、相変わらずタイミング悪ぃな!もうすぐでけぇのが来るとことだぞ?!」


『捕雷中ホントすみません!Vさん、この後って協会に戻られますか?』


「ん?あぁ!!Ω(オメガ)と呑むから戻るぞ!!!」


『よかった!見せたかったものが遂に完成したんで、少しだけ研究棟に寄ってもらえませんか?!』


「わーった!さっさと捕まえて帰ぇるから待っててくれ!んじゃ、切るぞ!」


『後ほどです!!!ありがとうございま…』


タイトの話が終わるか終わらないかでSPの終話ボタンを無造作にタップするV。


「ったく、ゼロのジジイみてぇに、ホントにタイミング悪ぃやつだ、、、 ガキに遺伝してなきゃいいけどなっw!っと、お前らそろそろカウント始めるぞ!!!」


空が昼間のように激しく光りはじめる。

一瞬の暗転の後、強烈な閃光が辺り一帯を照らし出す。

愉悦と自信に満ち溢れたVの表情が同時に照らし出される。


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