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悲しみ、そして提案

飛行船はエミールが乗っていたメッサーシュミットが撃墜し、被害も少なく済んだ。

その日の内に亡くなったメイドの葬式があげられた。

遺体を棺に入れ、地面に埋めて墓標を立てた。

メイド全員が参列した。

泣いて崩れ落ちる人もいれば、俯いたままの人、泣いている人を慰める人もいた。

エーデルは帽子を深々とかぶり敬礼をしていた。

そして、神威が頼まれたとおりに上空へ向けて空砲を鳴らした。

その音は神威が体験したことがないほどに寂しく、悲しい音に聞こえた。

そして、まもなく片付けが始まった。

ドラゴンの死体はまとめてトラックに乗せられどこかれ向かったらしく、もう廊下に死体はなかった。

エーデルはすぐに電話で状況を伝え、すぐにヴァルターと共に都心へ向かっていった。

片付けが始まっている中、神威とボリースは格納庫でワートンと共に煙草を吹かしていた。

すると、唐突にワートンが


「はぁ〜、気が紛れねぇな。ちょっと走るか。」


そう言うと神威とボリースはそれに賛同し、タバコの火を消してワートンの後を着いて行った。


「よし、ひとっ走りするぞ。」


そう言って格納庫の片隅にあるカバーを外す。

そこにはBMW・R75があった。


「よし、俺が運転するからどっちかが後ろでどっちかが横だ。」


そう言われ神威とボリースは直ぐに自分の乗りたい方を言った。

互いに乗りたい方が被ることがなくそのまますんなりと決まった。

ワートンの後ろにボリースが乗り、神威が横に乗った。


「よーし、出すから掴まってろよ!」


そう言ってワートンはバイクを走らせた。

滑走路を縦横無尽に走った後、城下町へ向かった。

城下町を走っていると道路の出っ張りで、即車が浮いた。

しかし、ワートンは即車を上げたまましばらく走り続けた。

その後はヴォルフの店へ立ち寄り使った弾などの補充や店などで買い物をした。

買い物をする際に神威がボリースとワートンに提案をした。

それを聞き、ワートンは一人バイクに乗り城に戻り神威とボリースは二手に分かれ買い物を始めた。

明けましておめでとうございます。

作者のかるびぃんです。

新年早々悲しい回で申し訳ない。

しかし、神威はその悲しく、どんよりとした空気を変えようと行動を始める。

何をするのか次回をお楽しみに

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