睡眠そして呼び出し
「あとは楽にしてくれ。寝るも良し、夜更かしするもよし。ただし、ちゃんと明日の朝起きろよ?それじゃ。」
そう言ってエーデルは席を立ちドアを開け部屋を出た。
「では、童女は部屋に戻るとするか。主ら入ってくるんじゃないぞ?」
そう言ってプルチーナも部屋から出てしまった。
「さて、俺も明日忙しくなりそうだしとっとと寝るとするよ。じゃぁな神威、おやすみ。」
「おやすみ。」
そう返すとボリースも部屋から出て行った。
ーーさて、俺も部屋に戻るか。
席を立ちドアを開け廊下に出る。
エーデルと来た道を辿っていきながら戻った。
しかし、階段を上るまではよかったのだがそこから先は図書室までの道しか分からなかった。
ーーそう言えば部屋から出たあとは適当だったから覚えてないな。
神威が立ち尽くしていると、後ろからメイドの1人が階段を上がってきた。
「あ、神威様。これからお部屋へ伺おうと思ったのですが、どうしたのですか?」
「本当ですか!?部屋までの道を覚えてなくて、案内してもらってもいいですか?」
「大丈夫ですよ。では、行きましょうか。」
神威はメイドのあとを付いて行った。
そして、メイドがドアを開けると自分が眠っていた部屋についた。
「それでは、こちら寝間着ですのでこちらに置いておきますね。」
「そう言えば、お風呂は?」
「ありますが、もう体は綺麗ですよ?」
「え?」
「お体はお拭きましたから、隅から隅まで。」
ニコニコしながら、そのメイドは言った。
「貴方が?」
「あ、申し遅れました。私神威様の身の回りの仕事を行うレーアと申します。それでは、おやすみなさいませ。」
そう言うとメイドはお辞儀をし、部屋から出た。
ーー・・・取り敢えず寝よう。
神威はそう思うと、寝間着に着替え電気を消し、ベットに潜った。
ーーなんだろう・・・初めて安心して眠れるような気がする。
神威はそう思うとゆっくりと目を閉じた。
「神威様、起きてください。神威様!」
「ん?えーと誰でしたっけ?」
「レーアですよ。レーア。それはそうとヴァルター様が呼んでおりますので、急いで行ってください。」
ーー何の用だろう。
「分かった。服は?」
「こちらにあります。どうぞ。」
そう言ってレーアは服を渡した。
神威はレーアガイルにも関わらず急いで着替えて部屋から急いで出た。
「着替えが速い人。というか、どこにいるか伝えてなかった。どうしよう・・・まぁどうにかなるか。」
レーアはそう呟いた。
神威は階段を駆け下り、エントランスに向かった。
そこには、ヴァルターがいた。
「神威様、大事なお話があります。」
神威は息を落ち着かせ、
「はい。」
そう答えた。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
大事な話とは何なのだろうか?
この先神威の運命を左右する大事な話かも!?
次回をお楽しみに




