食事
神威はそう言われ、その場で待った。
少し経ち、エーデルが本を閉じた。
「待たせてすまなかったな。」
そう言いながらエーデルは本を本棚に戻した。
「エーデルさん。自分はなぜベットで寝てたんでしょうか?診察を受けたあとの記憶が全くないんですが。」
「詳しいことは後で話す。まずは飯を食おう。お腹も空いてるだろ?行くぞ。」
そう言ってエーデルは出口へ向かった。
神威もお腹がすいているのは確かなのでエーデルのあとについて行った。
エーデルが図書室の入口の前で止まった。
ーー?
すると、エーデルは入口横についている壁に付いているランプのような照明を掴み、下に下げた。
しかし、何の音もしなかった。
「何をやったんですか?」
神威が不思議そうに聞くと、
「秘密だ。」
そう言ってエーデルはまた歩き始めた。
すぐに階段まで辿り着き、下へ降りて行った。
2、3階ほど降りてからまた通路を進み始めた。
すると、両開きのドアに辿り着いた。
エーデルがドアを開けると中には長い机とそれを取り囲むメイド達そして、ボリースとプルチーナそして、ヴァルターの姿があった。
エーデルが歩き一番奥の席に座った。
「ささ、神威様もこちらへ。」
ヴァルターがエーデルの斜め前の席を引いた。
神威はその席まで歩き、座った。
すると、メイド達が一斉に動き始め料理を出し始めた。
神威の前にも食事が置かれた。
スープにパン、ステーキ様々な料理が出てきた。
長い机の端から端まで料理が並ぶとメイド達も席に座った。
そして、
「では、食事を始めよう。皆、今日も一日お疲れ様!」
エーデルがそう言うと皆、食事を始めた。
「エーデルさん。メイドの方々も一緒に食べるんですね。」
そう小さな声でエーデルに聞くと、
「そうだ、私の両親の頃からでな。皆で仲良く食べようという事だった。それを今も続けているということさ。」
「そういう事ですか。」
神威はそれを聞いてから、食事を始めた。
スプーンでスープをすくい、飲んだ。
ーーうまい。
次にステーキをナイフで切り、一口サイズにしてから頬張る。
ーーん?この味付けサンストン港付近のヴァルターさんの弟さんのところで食べたステーキの味付けと同じだ。美味しい。
神威は、ひとつも残すことなく食べた。
エーデルが全体を確認してから、
「それでは、各自今日のやる事をきちんと終わらせ寝るように!」
エーデルがそう言い終わると、メイド達がいっせいに立ち上がり神威達の食器を片付けたり、ドアを開け他の作業に移った。
部屋の中に、神威とボリースそして、エーデルにプルチーナだけが残った。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
これを書きながら「あぁ〜ステーキ食べたいな〜」って思っ持ってました。
というか、早く戦闘したい!
と思っています。
次回をお楽しみに




