空港へ
ティーガー戦車は港にある大型クレーンで吊って船内から出した。
そして、すぐに出撃準備を整えた。
「おい、ボリースこのキューポラの斜め前につけられたこれって。」
「あぁ見ての通り小型のサーチライトだ。」
「ボルトで無理やり止めてある。これちゃんと動くのか?」
「あぁ動くぜ。その戦車何故かは知らんが魔力を纏ってるからな。それをすこし借りて使ってる。普通こんなやり方はしないがな。」
「魔力?なにを夢みたいな事言ってるんだ。魔法なんかある訳ねぇだろ。」
「まぁ前にあった魔女狩りで魔法使えるやつはほとんど居なくなったが、魔力をこうして変換して使う技術はあるんだぜ。」
「ふーん。魔力ねぇ。」
そう言いながら神威はサーチライトを上に向けスイッチを入れる。
すると、光が闇夜に一直線に走る。
「ほんとに動いた。」
「どうだ?すごいだろ?このくらいの改造なら簡単だ。魔力があるならもっと楽だ。ただその魔力を帯びているものにコードを繋げるだけだからな。」
「え?」
サーチライトのスイッチを切りコードをたどると、キューポラにコードを通して砲塔内にくっ付けているだけだった。
そこへ、
「準備は出来たのか?」
エーデルがそう言いながらきた。
神威はキューポラから頭を出す。
「はい、サーチライトもバッチリ点きます。あとは、大佐がエンジンを起動してくれましたら出撃可能です。」
「よし、ならボリースは私の隣にある機銃がついている場所に入れ、外は冷えるからな。」
「了解」
「神威も準備はいいか?」
「大丈夫です。」
「よし、すぐエンジンを掛けよう。」
そう言ってエーデルは操縦室のハッチを開け中に入る。
神威は横を向き輸送船を見上げた。
バルツァー艦長が気づいたらしく、こちらに敬礼してきた。
ーー本来は帽子をかぶっていなきゃいけないが。
神威も敬礼を返した。
すると、
ドルゥンドドドドドド
ティーガーのエンジンが入る。
そして、ティーガーがゆっくり前進を始めた。
最後まで読んで下さりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
今回は世間話を
先週の土曜日から昨日まで風邪をこじらせていて、やっと今日治ったのですがやはり、とても辛かったですね。
皆さんも風邪をひかないように気おつけてください。
それでは、次回をお楽しみに




