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艦長との出会い

もう1度深呼吸をして神威は椅子から立ちドアを開け、ブリッチへ向かった。

恐怖でおぼつかない足で、階段を上る。

甲板にでると、周りは真っ青な海に囲まれていた。

「綺麗な海だな。」

そうボソッと呟いた。

ーー艦橋は・・・あそこだよな。

艦橋は普通の補給艦と同じ形だった。

甲板を歩き、艦橋に向かう。

階段を上がっていて、船員を何度か見かけたが皆仕事をしていて、こちらには気づいていなかった。

そのまま階段を登り続け、一番上の環境につくとそこには、いままで見た船員とは服装が違う人とエーデルが外を見ながら話していた。

ーーきっとあの人がこの補給船の艦長なんだろうな。

そう思いながら、近寄り

「エーデルさん・・・何でしょうか?」

「お、神威やっと来たか。」

「君か、エーデル大佐を助けたという少年は」

「は、はい。えーと、艦長なのはわかるのですが、お名前は・・・。」

「おぉ、そうだったな。私の名前は、バルツァー・カピタンだ。」

僕は名前を聞いた時、必死に笑いをこらえた。

「ここに来てもらった理由を説明しよう。取り敢えずこれを見てくれ。」

そう言い、エーデルは紙を渡した。

「これは?」

「この艦の地図だ。取り敢えず広げてくれ。」

ガサガサと言わせながら広げる。

ーー普通に船内図だな。

横長の紙に船内図が書いてあり、船体の一階と二階の内部構造が書かれていた。

「これ、艦橋とか甲板上は載ってないんですね。」

「あぁ、それはだな。たまたまあった船内図なんだが、何故か上はカットされてたんだよ。まぁ、一応船内に完璧な船内図が壁に貼ってあったりするから。」

ーーカット?

よく見ると上の部分に文字が半分に割れているものがある。

ーー艦橋・・・あとは読めないな。なんて書いてあったんだろうか。

「あ、それで。何を見せたかったんですか。船内図は開きましたけど。」

「あぁそれでだ。ここに戦車を入れた所があるだろ?」

エーデルは指を指しながら言う。

「確かにそうですけど、これが何か?」

「この船には船の専門知識を持ってる人はいても戦車は分からないからな。お前が行って少し手伝ってきてくれ。」

「自分も専門家ではないのですが・・・。」

「先にボリースが行ってる。なに、あの戦車を知ってるのはお前しかいないからな。多少の助言にはなるだろ。」

「分かりました。」

そう言って艦橋をあとにした。

階段を降りている時ふと思った。

ーーあれ?ボリースって、戦車に詳しいなんて言ってたかな・・・。

最後まで読んで下さりありがとうございます。

作者のかるびぃんです。

投稿が遅れてしまって、申し訳ありませんでした。

次回をお楽しみに

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