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現実という事
1分ほど敬礼をして後ろを振り返ると、ボリースが立っていた。
「本当にすまなかった。」
そう謝ってきた。
「謝るのはいいから今は港で散っていった兵士を見送ったら?補給部隊の人達もいるんだし。」
そう言い残し神威は早足で自分の部屋に戻った。
鍵を閉める、椅子に座る。
両手で頭を抑えると
ーー人が死んだ、最初きた時も死んだ。だけど、今回は知ってる人も死んだ。みんなみんな死んだ。これが、戦い。コンティニューも無ければリスポーンも無い。これが現実。
貧乏ゆすりが止まらない。
汗が止まらない。
息荒くなる。
ーーいずれ自分も焼かれたり、食われたりするのかもしれない。
神威は1度深呼吸をした。
ーー落ち着け、落ち着け。
すると、
コンコン
とドアを叩く音がした。
「は・・・はい。」
「私だが、1度ブリッチまで来てくれるか。」
「分かりました。」
「それじゃぁブリッチで待ってるからな。」
そう言うとエーデルは歩いて行ってしまった。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
作者のかるびぃんです。
艦橋に呼び出された神威、何を言われるのか。
次回をお楽しみに




