8月23日
鏡に写った自分はもう1人の自分、って思う人はすごく少ないと思う。
けれど、鏡に写ってない、自分の視点だけれど私の意に反する言葉を発している、私は、もう1人の自分だと思いませんか?
そこになにか私とは別の意思が介入しているから、だからもう1人の自分、と言い表すことしか出来ない。
何かに流されて私自身の意見を変える時はあれど、本音をいつまでも言えないままはそれは本当の私なのだろうか。
生存戦略である。
その一言で終わってしまうけれど、その生存戦略がどれほど偉いものなのだろうか。
人を見ている度に思う。
双子座の星「カストル」が寿命を迎える。
未だ2億年ほどしか生きていないらしい天体だけれど何かここ数日で急速に彗星が迫っているらしい。
8月の31日に衝突をして消えるらしい。
神の子である一等星の「ポルックス」は弟らしい。
カストルは不死の半分を得ても呪いとも呼べる人の脆さ、言い方を変えると滅ぶ運命とは避けられなかったのだろう。
不慮の事故のように運命が、彗星が、カストルにぶつかってしまう。
双子は悲しみを持ったまま彗星を見過ごすことしか出来ないのだろうか。
イヌカイ「悲しいな。」
シバ「なんでだ?星なんていくらでもいるじゃないか。」
イヌカイ「星座の2等星が消えるんだ、あるとなしでは大違いだ。」
シバ「でもお前達が肉眼で消えたのを見れるのは何年もした後なんだろう?」
イヌカイ「まぁ…それはな。」
シバ「ならお前の生きているうちは大丈夫じゃないか!」
イヌカイ「うるさいうるさい!」
シバ「ふん、」
イヌカイ「大体そんなデカイ星が消えるかもなんて生きてるうちに見れるか見れないかのビッグイベントなんだぞ!」
シバ「6年周期ぐらいで星が消えるニュースを見る気がするぞ?」
イヌカイ「それは気のせいだろ。」




